この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第17章 集結!


“大事な話があるから城に直ぐ来るように”

夜遅く、城から向けられた使いからの伝達を受け、出勤したばかりの夜勤を早上がりして来てみれば…


ザドルはルイスの口から発せられる、おとぎ話のような国の一大事を聞いてはすっとんきょうな声を上げ、んー…と唸っていた。


「アイツは何かしら自分一人で頑張り過ぎる所がある…

だから、…」


ルイスは思い詰めた様に小さなため息をついた。
周りにいつまでも黙って居る訳にはいかない。荒れた大地に打つ手のない南の国からは、今まで輸入していた作物がほとんど仕入れられなくなっている。


民達の耳にその原因が知れるのは時間の問題だろう…

天災の仕業だと思って貰えればいいが、村が一瞬の内に消された。なんて奇妙な話なら尚更のこと広まってしまうのは時間の問題だ――


国中が治まりつかなくなることは恐らく避けられない。周りが騒げば騒ぐ程…アルのプレッシャーは増量する。

ザドルなら―――

状況を知った上でも冷静さを保っていてくれるだろう…

珍しく真剣に気に病む。そんなルイスをザドルはまじまじと見つめていた。

/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ