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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第17章 集結!
・
「父ちゃ…」
驚くティムの口にザドルがシッと指を当てた。
ザドルは固まったままの二人をコイコイと無言で手招きするとそっとアルの部屋のドアを閉めた。
「父ちゃん仕事はどうしたんだ!?」
「ああ、ちょっとな…
アルのことで城に呼ばれてたんだ…」
居間のテーブルに座るとザドルは向かい合わせた二人にふっと微笑む。そのまま大きな手を二人の頭の上にポンと置いた。
「なんかお前ら…俺の知らねえとこで、偉く大活躍してくれたそうだな!
父ちゃん鼻が高かったぜ」
テーブル越しに二人をギュッと抱きしめニカッと笑う。そんなザドルの言葉にユリアは落ち込んだ表情を浮かべていた…
「ん? どうしたユリア」
「ア、アタシは…なにも…
なんにもしてない…もの…」
ボソリと自信無さげに呟く…
ザドルはそんなユリアにふっと笑顔を見せる。
「ユリアは家のこと進んで全部やってくれてらあ!
アルも俺も大助かりなんだ!
それで何もやってないって言われりゃ俺ぁ面目ねえやな!…なあティム」
「うん!!そうだ」
ザドルの温かい言葉にユリアはモジモジと小さく頷くとうつ向いていた顔を上げた。
「父ちゃ…」
驚くティムの口にザドルがシッと指を当てた。
ザドルは固まったままの二人をコイコイと無言で手招きするとそっとアルの部屋のドアを閉めた。
「父ちゃん仕事はどうしたんだ!?」
「ああ、ちょっとな…
アルのことで城に呼ばれてたんだ…」
居間のテーブルに座るとザドルは向かい合わせた二人にふっと微笑む。そのまま大きな手を二人の頭の上にポンと置いた。
「なんかお前ら…俺の知らねえとこで、偉く大活躍してくれたそうだな!
父ちゃん鼻が高かったぜ」
テーブル越しに二人をギュッと抱きしめニカッと笑う。そんなザドルの言葉にユリアは落ち込んだ表情を浮かべていた…
「ん? どうしたユリア」
「ア、アタシは…なにも…
なんにもしてない…もの…」
ボソリと自信無さげに呟く…
ザドルはそんなユリアにふっと笑顔を見せる。
「ユリアは家のこと進んで全部やってくれてらあ!
アルも俺も大助かりなんだ!
それで何もやってないって言われりゃ俺ぁ面目ねえやな!…なあティム」
「うん!!そうだ」
ザドルの温かい言葉にユリアはモジモジと小さく頷くとうつ向いていた顔を上げた。