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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第19章 滅びの道
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「試されてる?」
二人の言葉にアルは目を見開く
「なんで?…だって闇の王を退治するためなら早く解決出来た方がっ…」
「たぶんただ、やっつけるだけじゃダメだと思うんだ僕…だから、神様はいろんなことを試してくると思うんだよ。なぞなぞとかさ!」
「んー…よく分かんないけど…」
「そうだ!だってさアル! 簡単に会えたらつまらない! きっといっぱい冒険が待ってるとオイラ思う!!」
「うん! 冒険を乗り越える力があるかきっとたくさん試されるんだ!!」
「冒、険?…」
キラキラとした瞳でティムはぐーを握り意気揚々と語る。気分はトム・ソーヤかロビンソンか…
神妙に語ったマークもティムに乗せられ表情が輝き始めていた。
冒険か…
アルは楽しそうに冒険について話し込むちび達を尻目に、時折街を我が物顔で歩く威喝い男達に目を游がせていた。
……?
街の雰囲気が何時もと違う…
アルはふと、向かい合わせで座っていた隊長補佐に尋ねた。
「今日はなんだか街の警備が手薄に見えるけど…」
「ああ、まだバートン氏は報告を受けていませんでしたか? 実は勇者が見付かったとの情報で…」
「勇者が!?」
「試されてる?」
二人の言葉にアルは目を見開く
「なんで?…だって闇の王を退治するためなら早く解決出来た方がっ…」
「たぶんただ、やっつけるだけじゃダメだと思うんだ僕…だから、神様はいろんなことを試してくると思うんだよ。なぞなぞとかさ!」
「んー…よく分かんないけど…」
「そうだ!だってさアル! 簡単に会えたらつまらない! きっといっぱい冒険が待ってるとオイラ思う!!」
「うん! 冒険を乗り越える力があるかきっとたくさん試されるんだ!!」
「冒、険?…」
キラキラとした瞳でティムはぐーを握り意気揚々と語る。気分はトム・ソーヤかロビンソンか…
神妙に語ったマークもティムに乗せられ表情が輝き始めていた。
冒険か…
アルは楽しそうに冒険について話し込むちび達を尻目に、時折街を我が物顔で歩く威喝い男達に目を游がせていた。
……?
街の雰囲気が何時もと違う…
アルはふと、向かい合わせで座っていた隊長補佐に尋ねた。
「今日はなんだか街の警備が手薄に見えるけど…」
「ああ、まだバートン氏は報告を受けていませんでしたか? 実は勇者が見付かったとの情報で…」
「勇者が!?」