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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第19章 滅びの道
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ルイスは両腕を組むと驚いたままのアルにニヤっと笑い返す。
なんだか、意味深な笑い方だ。
「よし、じゃあ、もうひとつの可能性を確かめに行ってみるか!!」
呆気に取られたアルの背中を叩くとルイスは遺跡に足を向けた。
…隊長さんが勇者!?
こんな身近で見つかるなんて…
「そうだ、アル。先に行って置く」
「……っ?」
「あの遺跡だが、おそらく今回の件に関係している者しか入ることが出来ない」
「え…そう、なの?」
「ああ、おそらく。だがな…」
ルイスはそう言うと果敢に遺跡に入ろうと挑戦している隊員達を止めに入った。
「ティムが来たのは好都合だった。マークは以前調査で入ることが出来たからな…」
ルイスは遺跡に足を踏み入れるとティムを先に呼んだ。
「もし、弾き飛ばされたら危ないからお前達は周りを固めろ!!」
隊員達は速やかにルイスの指示どうり入口の周りを囲んでいく…
ルイスはティムを抱き上げると万が一の事がないようそっと入口に下ろした。
「………っ…やっぱりか」
息を飲む周りの者達を見渡し、ルイスはホッとした表情を浮かべる…
ルイスは両腕を組むと驚いたままのアルにニヤっと笑い返す。
なんだか、意味深な笑い方だ。
「よし、じゃあ、もうひとつの可能性を確かめに行ってみるか!!」
呆気に取られたアルの背中を叩くとルイスは遺跡に足を向けた。
…隊長さんが勇者!?
こんな身近で見つかるなんて…
「そうだ、アル。先に行って置く」
「……っ?」
「あの遺跡だが、おそらく今回の件に関係している者しか入ることが出来ない」
「え…そう、なの?」
「ああ、おそらく。だがな…」
ルイスはそう言うと果敢に遺跡に入ろうと挑戦している隊員達を止めに入った。
「ティムが来たのは好都合だった。マークは以前調査で入ることが出来たからな…」
ルイスは遺跡に足を踏み入れるとティムを先に呼んだ。
「もし、弾き飛ばされたら危ないからお前達は周りを固めろ!!」
隊員達は速やかにルイスの指示どうり入口の周りを囲んでいく…
ルイスはティムを抱き上げると万が一の事がないようそっと入口に下ろした。
「………っ…やっぱりか」
息を飲む周りの者達を見渡し、ルイスはホッとした表情を浮かべる…