この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第19章 滅びの道
・
そう簡単に見つかるのだろうか…
まあ、二人は簡単に見つかっちゃったけどさ……
アルは疑問を振り払った。
「片っ端から遺跡に入れるかどうかを試す。王子がシンデレラを捜す時にやった作戦に似てるだろ?…ただ今日、集まった者達だけには遺跡に入ってくれるなと願いたいがな…」
ルイスはしらっとした視線をその者達に向けた。
足元をふらつかせ勝手に転んでいる者も数名いる…
例え、ホントに街つくりの企画だったとしても認定したくないな…
ルイスは呆れ顔で溜め息をついた。
「“光の剣の元に集まる”
神が選んだ勇者なら、導かれる可能性は大だ。そう希望を持つしかない。
まあ、…変わったことがあったら報告するから、じゃあ今日のところはお疲れだったな。マーク…大変だろうが引き続き翻訳を頼んだよ」
「うん! ルイお兄ちゃん。勇者が見付かったら直ぐにおしえて」
「ああ、もちろんだよ博士」
このちび達二人の方がずっと、頼りがいがありそうだ。そう思いながらルイスは手を振り返すアル達を見送っていた。
そう簡単に見つかるのだろうか…
まあ、二人は簡単に見つかっちゃったけどさ……
アルは疑問を振り払った。
「片っ端から遺跡に入れるかどうかを試す。王子がシンデレラを捜す時にやった作戦に似てるだろ?…ただ今日、集まった者達だけには遺跡に入ってくれるなと願いたいがな…」
ルイスはしらっとした視線をその者達に向けた。
足元をふらつかせ勝手に転んでいる者も数名いる…
例え、ホントに街つくりの企画だったとしても認定したくないな…
ルイスは呆れ顔で溜め息をついた。
「“光の剣の元に集まる”
神が選んだ勇者なら、導かれる可能性は大だ。そう希望を持つしかない。
まあ、…変わったことがあったら報告するから、じゃあ今日のところはお疲れだったな。マーク…大変だろうが引き続き翻訳を頼んだよ」
「うん! ルイお兄ちゃん。勇者が見付かったら直ぐにおしえて」
「ああ、もちろんだよ博士」
このちび達二人の方がずっと、頼りがいがありそうだ。そう思いながらルイスは手を振り返すアル達を見送っていた。