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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第20章 暗黒の叫び


妃奈乃達、親子が床に腰を下ろすのを見届けて、レオは口を開いた。

「今、全お国のそこらかしこで起こってる現象。それが闇の王の仕業……ふっ…笑い事のように思えるが―――

それがとんでもねえ真実ってえ話だ。なんせ各国が総動員で動き始めてんだからな…」


レオの語りを皆が目を閉じて厳しい面持ちで聞いている。

レオはその場の全員の表情を静かに見回すとまた口を開いた。

「…闇の王復活説。西の国、南の国の災難…そして、我ら一族の守り神。孔雀王のお出ましときたもんだ…

復活の説によると、それと対になるもう一つの説。神の従者の復活説、てのがあるらしい…がまだ、国の機密情報だ。手に追えない伝説話のせいで国側も気を揉んでる。


闇の王の復活を止めるのも……また、蘇った闇の王を葬ることが出来るのも…その、神の従者と呼ばれる者ただ一人ってえことだが…さて、と…」

レオは一区切りするようにそこで手を打った。

「神さんのことなら一番詳しいんじゃないかとは思うが…どう思う? 白き神の生まれ変わりと言われるあんたなら、何かしら知ってるんじゃないか?」

レオはそう言って妃奈乃を見た。


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