この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第20章 暗黒の叫び
・
大事な息子のガールフレンド…
今まで女の子に贈り物などする素振りも見せたことのない息子の意外な行動…
どんな女の子?……
私が届けちゃおうかしらっ…
そんな企みが沸き上がる。
“未来の嫁の品定作戦”
「…フフ…」
「あ、あの……じゃあ私はこれでっ……」
肩を揺らし、フフっと声を漏らすロイドの母親から店主は逃げるように帰って行った………。
親としての勤めに終わりはない
身体はどんなに育っても、子供はいつまでも子供…
お尻を拭いて、おむつを替えて…
…………
なのに、みんないつからこんなに、自分の事が出来るようになったんだろう………
アルは自分達の食べた食器を片付けていく子供達を見つめていた。
「はい、エバ。お願いします!」
「はいはい、そこに置いといておくれよ」
キッチンで洗い物をするエバに子供達は次々と重ねた食器を預けていく。
「ああっ、ダメだよジョン! 今、そこ僕が拭いたんだからぁ」
「ひゃ?」
「ひゃ?…じゃないよもう」
テーブルを拭くマークを真似て、ジョンも一生懸命お手伝い。
…のつもりがつい集中して涎がダラダラと垂れてしまう…
大事な息子のガールフレンド…
今まで女の子に贈り物などする素振りも見せたことのない息子の意外な行動…
どんな女の子?……
私が届けちゃおうかしらっ…
そんな企みが沸き上がる。
“未来の嫁の品定作戦”
「…フフ…」
「あ、あの……じゃあ私はこれでっ……」
肩を揺らし、フフっと声を漏らすロイドの母親から店主は逃げるように帰って行った………。
親としての勤めに終わりはない
身体はどんなに育っても、子供はいつまでも子供…
お尻を拭いて、おむつを替えて…
…………
なのに、みんないつからこんなに、自分の事が出来るようになったんだろう………
アルは自分達の食べた食器を片付けていく子供達を見つめていた。
「はい、エバ。お願いします!」
「はいはい、そこに置いといておくれよ」
キッチンで洗い物をするエバに子供達は次々と重ねた食器を預けていく。
「ああっ、ダメだよジョン! 今、そこ僕が拭いたんだからぁ」
「ひゃ?」
「ひゃ?…じゃないよもう」
テーブルを拭くマークを真似て、ジョンも一生懸命お手伝い。
…のつもりがつい集中して涎がダラダラと垂れてしまう…