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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第21章 嘆きの報復
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「よかった……」
不安な表情が和らぎホッとため息が漏れる。
ドレスを見つめて可愛い笑みを浮かべるアルが堪らなく愛しく思える。
「い、今ちょっと着ちゃおっかなっ…」
「えっ……」
「…あっ、でもやっぱり当日がいいよねっ…」
興奮したままアルは喋る。
ほんとに嬉しい! そんな仕草を繰り返す。
あざやかなブルーのワンピースとセットで同じ色の髪飾りのリボンが付いている。
舞踏会の露出の多いドレスとは違い、可愛いらしさが全面に押し出され、膝丈の裾のフリルの甘さを爽やかなブルーが控え目に押さえていた。
まるで不思議の国のヒロインが着ているワンピースのようなデザインだ。
甘過ぎないデザインはあまりにもアルにぴったりで、アル自身も早く袖を通したくてうずうずしていた…
女の子らしい一面を覗かせるアルにロイドの胸が高鳴る。
着てるのを見たいのはやまやまだけど、だからこそ本番当日まで大事に待っていたい。
予想してた以上の喜び方。
男が好きな子のそんな姿を見せられてジッとしていられる筈がなかった…
アルっ…ほんとに可愛い過ぎるっ…くそっ思いっきり抱きしめたい…
「よかった……」
不安な表情が和らぎホッとため息が漏れる。
ドレスを見つめて可愛い笑みを浮かべるアルが堪らなく愛しく思える。
「い、今ちょっと着ちゃおっかなっ…」
「えっ……」
「…あっ、でもやっぱり当日がいいよねっ…」
興奮したままアルは喋る。
ほんとに嬉しい! そんな仕草を繰り返す。
あざやかなブルーのワンピースとセットで同じ色の髪飾りのリボンが付いている。
舞踏会の露出の多いドレスとは違い、可愛いらしさが全面に押し出され、膝丈の裾のフリルの甘さを爽やかなブルーが控え目に押さえていた。
まるで不思議の国のヒロインが着ているワンピースのようなデザインだ。
甘過ぎないデザインはあまりにもアルにぴったりで、アル自身も早く袖を通したくてうずうずしていた…
女の子らしい一面を覗かせるアルにロイドの胸が高鳴る。
着てるのを見たいのはやまやまだけど、だからこそ本番当日まで大事に待っていたい。
予想してた以上の喜び方。
男が好きな子のそんな姿を見せられてジッとしていられる筈がなかった…
アルっ…ほんとに可愛い過ぎるっ…くそっ思いっきり抱きしめたい…