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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 光りの導き

「しかし今更、古い地図なんぞ見てどうする気じゃ?」

「ああ、今は無き村の場所を探したくてさ‥
マーク博士の故郷だよ。

あっ…そう言や村名を聞いてなかった!!
俺としたことがっ…」

ルイスは一人でブツブツと自分自身に問いかけている‥自分の失態が許せないらしかった。

「古い村なのじゃな?お前の自室にある地図に載ってないってことは?」

「あぁ、
この国より古いらしい‥
その村の長の家に行けばたくさん本があるそうだ‥
さっきの光りの剣の物語の本もな。」

「なんと!?―――

‥‥‥そうか‥なら…
古い逸話もかなりあるじゃろう‥」


老師はそう呟くと椅子からおもむろに立ち上がり一番古い地図を取り出す。

そしてルイスに手渡した。

「その地図はこの国が建国される前の地図だ‥
もちろん今は無き国、村、道‥たくさん載っておるからややこしいがの‥」


「‥‥‥風化しかけてるな」


色も変色し見にくい場所がところどころあり虫にも食われている

「見にくかったら地図師にでも移してもらうがよい‥」

「そうするよ。これじゃあ拡げる度に破けちまう
ところでそっちは何か目新しい発見があったのかな?」


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