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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 光りの導き



「──…っ…おぉ…なんと…っ

こんな身近に伝承の地に関係する者が居ったとは‥」


老師は震える声で呟き額を覆う

ずっと探し続けた者達を、見つけられた安堵感と‥

伝承の地が実在し、伝説が現実のモノとなってしまった絶望感‥


「探さなくては‥

なんとしても神の従者を‥」

老師の言葉にルイスは静かに頷いた‥













「着いたぞアル‥

どうだ?気分の方は‥」


体調を聞いてくるロイドにうん‥とだけ返事を返し、アルは馬から降りて湖の方へ歩き出す。


「‥アル?」

ロイドの呼びかけにも答えずアルはまっすぐに湖へと向かう──

‥確かに変になってるな


ロイドは仕方なく黙ってその後をついて行った。





光り‥

あの時と同じ‥‥



遠くを見つめただひたすら前へと進む――


アルには見えていた──

湖から天に向かい真っ直ぐに伸びた光りの柱‥


さっきまでの恐怖心はいつの間にか拭われそのかわりに今度は異様な程に脈動が激しく唸る‥


でも、気分は悪くない‥




《従者よ‥》


――!っ‥

アルは急に目を見開き足を止めた。


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