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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 光りの導き



「──……クスッ…」



アルの問いかけに目を丸くしたロイドだったが一瞬、笑みを溢すとすぐに馬から降りてアルの前に膝まづきアルの手を取った‥

「アル‥


俺はお前のものだ―――

お前が死ねというなら俺はいつでも死ぬ覚悟ができてるよ‥」

ロイドは揺るぎない強い眼差しでアルを見つめる‥
そして優しく微笑むとアルの手の甲に唇を落とした


敬意を示すと立ち上がり今度はアルを強く抱きしめる

耳元で囁く言葉はロイドのアルへの確かな想い‥



「誓うよ‥

何度でも‥‥

お前は俺の‥女神だ…」


「‥///‥

ぁ、ありがとう‥っ」


ふと、突然口をついて言ってしまった言葉に真っ直ぐな瞳で返されてアルは赤面していた‥


‥やだ…っ…なんであたしこんなことロイドに言っちゃったんだろ!?


この場の雰囲気をどう変えていいかわからない。
アルは勢いで口を開く


「あ、あ、じゃあっ…

誓うなら絶対に死なないで!!」

「──‥!?


‥ああ‥わかった‥

お前が死ぬなって言うのなら絶対に死なない‥‥」


真っ赤な顔でうつ向くアルが堪らなく愛しい‥


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