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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 光りの導き


―カタン!

野獣は屋根の上から愛しい人の部屋を覗き込む‥

カーテンも閉められ中は真っ暗だ‥



‥もう、寝てんのか‥‥


そう思いながら靴底に仕込んだ針金を手に取ると、窓の鍵穴にそれを差し込み一瞬でカチャッ!‥と施錠が外れた。


窓を静かに開き、逞しいその肉体を部屋の中に滑りこませる‥

花束をテーブルに置くと、ベッドに近づき愛しい女の寝顔を眺めた‥

‥アル‥
可愛い寝顔してんな‥



男らしい手でアルの頬を撫でるとアルの手の先がピクリと動く‥
レオはそっとその手を取り指先にキスをしながら尚もアルを眺めていた‥


起きてくんねぇのか?‥

せっかく俺様が会いにきてやったってのに‥‥

そう、思いながらも起こす気にはなれない‥

この寝顔を眺めるだけでも結構いいもんだ‥
一緒になったら毎日この顔が見れる‥//

毎日、一緒に飯を食って

毎日、一緒に風呂入って‥


毎日、一緒に‥‥‥//‥


一緒になったらお前の居場所はずっと俺様の腕の中だ‥‥‥


守ってやる──



これからずっと……


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