この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第27章 名もなき村


闇の王の襲撃以来、静かだった街にも少し活気が戻ってきていた。

街には国の対策議会で話し合われた内容が民達に随時報告されている。

民達は役人から伝達を受け、不安を抱えながらも日常を送っていた。

「あんなもん見ちゃなにもいえないねえ…」

「ああ、それを退治する為の討伐隊も組まれているらしいが…果たしてどうなるやら…」

「まあ、とにかくあたしらは商売だよ。一日でも多く稼がなきゃ食うもんも食えないからね」

久し振りに晴れた街の隅々に露店のテントが張り巡らされる。商売の準備をしながら世間話をするが何処と無く他人事のようにも聞こえてきていた。


まだ水溜まりの残る街道を城の兵士達が何度も行き交う。その中に紛れ、小数の精鋭部隊は湖に向かっていた。

「突如現れた不思議な遺跡か…とても興味深いな」

「ああ、口で説明するよりも見るに限る。だが、中には神に認められた者しか入れない」

「なるほど…」

ルイスは遠い南の地からやって来たセラスを連れて神の降りる泉に向かっていた。

「お前達は何か変わったことがないか回りを調べろ!…セラス殿はこちらへ」

/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ