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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第5章 想い人
・
「アル!お疲れ様!!
はぃ、じゃあコレ後で読んでね。」
「‥これは?」
舞台稽古が終わってからジェシカはアルに封筒を手渡す
「今週末、パーティがあるから招待状よ!」
「パーティ?また!?」
「あら何か文句でも?」
「‥いゃ、べつに‥‥」
アルはしぶしぶと封筒を受けとる。
‥あんなことがあってから行きたくないんだけどな
アルの脳裏にあの時の記憶が甦る‥
アルは深いため息を吐いた
「アル‥
どうした?そんなため息ばかりついて‥」
「ぅん‥」
アルは乗馬の練習をしながら肩を落とし、ため息を繰り返していた
‥綺麗にお洒落して堂々と女の子の格好出来るのは嬉しいんだけど‥‥‥
また、“一流の紳士狩り”をさせられるのかと思うと
「‥‥‥大丈夫か?
また、具合でも悪いとか?」
心配そうに聞くロイドにアルは訳を話した
「たいした理由じゃないんだけどさ‥
今週末のパーティでジェシカ達に付き合わなきゃいけなくて‥‥‥」
「‥‥パーティ?
あぁ、なるほどな‥
行かず後家姉妹に振り回されるってわけだ…」
‥どうせ、“あたくし達のエスコートをさせてあげてよっ!”とか言って我が侭言い放題なんだろ
「アル!お疲れ様!!
はぃ、じゃあコレ後で読んでね。」
「‥これは?」
舞台稽古が終わってからジェシカはアルに封筒を手渡す
「今週末、パーティがあるから招待状よ!」
「パーティ?また!?」
「あら何か文句でも?」
「‥いゃ、べつに‥‥」
アルはしぶしぶと封筒を受けとる。
‥あんなことがあってから行きたくないんだけどな
アルの脳裏にあの時の記憶が甦る‥
アルは深いため息を吐いた
「アル‥
どうした?そんなため息ばかりついて‥」
「ぅん‥」
アルは乗馬の練習をしながら肩を落とし、ため息を繰り返していた
‥綺麗にお洒落して堂々と女の子の格好出来るのは嬉しいんだけど‥‥‥
また、“一流の紳士狩り”をさせられるのかと思うと
「‥‥‥大丈夫か?
また、具合でも悪いとか?」
心配そうに聞くロイドにアルは訳を話した
「たいした理由じゃないんだけどさ‥
今週末のパーティでジェシカ達に付き合わなきゃいけなくて‥‥‥」
「‥‥パーティ?
あぁ、なるほどな‥
行かず後家姉妹に振り回されるってわけだ…」
‥どうせ、“あたくし達のエスコートをさせてあげてよっ!”とか言って我が侭言い放題なんだろ