この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第28章 女神の降りる丘


「──……」

思い出した表情を見せるアルを女神は見つめ、そしてまたゆっくり口を開く。


“従者が覚醒して蘇ること……これができなければ神の力を授けることはできません……”

「………」

“我々はずっとこの時を待っていました……”

「…ずっ、と……」

“そう……ずっと……あなたの心の成長を……”

「心の成…長……」

アルは女神の言葉を繰返し、静かに呟く。

“あなたは神の力を授かるにふさわしい……清らかな魂の持ち主……”

「きよらか……」

女神は微笑んだ。

「そ、そんな…こと…は……っ」

アルは女神のその言葉に微かに頬を染めていく。

そして照れてうつ向くアルを見つめた。

“穢れなき魂であり、そして神々の力を宿すには……その器は永遠なる乙女でなくてはなりません……”

「永遠なる……乙、女?」

意味が掴めずポカンとする。

そんなアルの背後では、女神の言葉を耳にした勇者の候補三人が、目を見開いて固まっていた……。


/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ