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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第6章 秘めごと
・
ルイスはアルが手にしていたパールビーズのヒールを取り上げた
「き、きれいな靴だなぁって思ってさっ…あは…っ…」
「‥足が痛いくせに何やってんだお前は?
そのヒールは俺の大事な人の落とし物だ。勝手にさわるな‥拷問部屋に行きたいのか!?」
「‥いやっそんな‥
って‥え?
大事‥な?‥‥あ、そぅ」
ルイスの言葉にアルは戸惑いながらとりあえず引き下がる
‥どうしよう
せっかく見つけたのにっ…
隊長サンに姫の正体がバレてないってのは安心だけど‥‥‥
色々考えるアルをルイスは再び抱き抱えベッドに連れて行く
そして、怪我の応急処置をしてやった
丁寧に湿布を貼って包帯を巻いてくれるルイスの手先にアルは見とれている
‥やっぱり、なんだかんだいって優しいんだよね‥
この人って‥//
「ほら、できたぞ。」
「‥ありがとう‥//」
照れながらお礼を言うアルを見詰めるルイスの瞳が一瞬、強く揺れた
「‥なに?」
アルに問いかけられルイスは別に‥と首を振る
そしてゆっくりと立ち上がったアルにさっき取り上げたヒールを差し出した。
「やる‥」
「―――え!?
だ、ってこれ‥大事な人のって……」
ルイスはアルが手にしていたパールビーズのヒールを取り上げた
「き、きれいな靴だなぁって思ってさっ…あは…っ…」
「‥足が痛いくせに何やってんだお前は?
そのヒールは俺の大事な人の落とし物だ。勝手にさわるな‥拷問部屋に行きたいのか!?」
「‥いやっそんな‥
って‥え?
大事‥な?‥‥あ、そぅ」
ルイスの言葉にアルは戸惑いながらとりあえず引き下がる
‥どうしよう
せっかく見つけたのにっ…
隊長サンに姫の正体がバレてないってのは安心だけど‥‥‥
色々考えるアルをルイスは再び抱き抱えベッドに連れて行く
そして、怪我の応急処置をしてやった
丁寧に湿布を貼って包帯を巻いてくれるルイスの手先にアルは見とれている
‥やっぱり、なんだかんだいって優しいんだよね‥
この人って‥//
「ほら、できたぞ。」
「‥ありがとう‥//」
照れながらお礼を言うアルを見詰めるルイスの瞳が一瞬、強く揺れた
「‥なに?」
アルに問いかけられルイスは別に‥と首を振る
そしてゆっくりと立ち上がったアルにさっき取り上げたヒールを差し出した。
「やる‥」
「―――え!?
だ、ってこれ‥大事な人のって……」