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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第6章 秘めごと
・
「ああ、‥やるってのは変だな…。
正しくは‥返す。‥だ…」
「……っ…」
そう見つめ返しながら言ったルイスの言葉にアルは息を飲んだ‥
「え‥
か、返すって‥?」
‥ななななに言ってんの隊長サン!?
ドギマギしてるアルに近寄りルイスは熱を含む瞳を真っ直ぐに向ける。
そんなルイスにアルはたじろぎバランスを崩して再びベッドに座り込んだ。
ルイスはそんなアルの頬に手を添える‥
‥どうしてよりによってっ‥
そんなことを思いながらルイスはギシッ!‥とベッドに片膝をついた。
「‥持ち主なんだ…
“返す”で合ってるだろ‥
‥アルディア‥」
「──ッ!‥
ぁ‥‥バレてた?」
「ああ‥」
‥なんでお前が姫なんだ!?
姫は別に居るかも‥せっかくそう思おうとした矢先だったのに‥!
ただ、それは紛れもない真実で‥‥‥
アルの左上腕にはあの日見た姫の腕にあった大きな傷と同じものがあり‥消せない事実…。
「‥‥‥あの日のことは、ロイには秘密だ…。
‥いいな?」
ルイスはアルの唇に人差し指を当てる‥
「そして今からすることも秘密だ──…」
「……っ…んっ」
「ああ、‥やるってのは変だな…。
正しくは‥返す。‥だ…」
「……っ…」
そう見つめ返しながら言ったルイスの言葉にアルは息を飲んだ‥
「え‥
か、返すって‥?」
‥ななななに言ってんの隊長サン!?
ドギマギしてるアルに近寄りルイスは熱を含む瞳を真っ直ぐに向ける。
そんなルイスにアルはたじろぎバランスを崩して再びベッドに座り込んだ。
ルイスはそんなアルの頬に手を添える‥
‥どうしてよりによってっ‥
そんなことを思いながらルイスはギシッ!‥とベッドに片膝をついた。
「‥持ち主なんだ…
“返す”で合ってるだろ‥
‥アルディア‥」
「──ッ!‥
ぁ‥‥バレてた?」
「ああ‥」
‥なんでお前が姫なんだ!?
姫は別に居るかも‥せっかくそう思おうとした矢先だったのに‥!
ただ、それは紛れもない真実で‥‥‥
アルの左上腕にはあの日見た姫の腕にあった大きな傷と同じものがあり‥消せない事実…。
「‥‥‥あの日のことは、ロイには秘密だ…。
‥いいな?」
ルイスはアルの唇に人差し指を当てる‥
「そして今からすることも秘密だ──…」
「……っ…んっ」