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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第6章 秘めごと
・
「………」
“お前なんか”
「……っ…」
ルイスに激しく迫られながら、放心していたアルの表情が少しずつ歪んでいく…
…っ…そんなこと言われなくても‥っ‥
でも、自分でも浮かれてた。
初めて着た綺麗なドレス、そしてめかしこんで出た舞踏会‥女の子なら当然憧れる世界──
異国の姫なんて言われ、内心浮足立ってたのも否定はしない‥
でも‥っ‥でもっ‥
そんなはっきり‥‥ッ
「ぅっ‥く‥‥ヒッ‥」
アルの瞳からはポロポロと涙が溢れ落ちる
唇を歪め声を堪えながらアルは顔をくしゃくしゃにして泣いていた。
「──……ア‥ル?」
「うぅ‥もぅいやぁ‥ッ
大人って嫌いッッ‥ヒック‥
こんなことしといて、勝手な事ばっかりっ!!‥ヒッ‥」
「‥‥‥//‥アル‥」
確かに勝手‥
迫りたい放題迫って、言いたい放題言って勝手もいいところ。
15歳のアルに泣きながら言われ、ルイスも徐々に冷静さを取り戻していく‥
「アル
冗談だ‥
悪かった…な!‥
ほんの冗談だよ‥」
ルイスはアルのご機嫌を取り始めた
「アルが凄く綺麗なんでびっくりしたんだよ‥
だから、ちょっとからかっただけだ‥
ほんの仕返しだって!
お前だって俺に張り手して暴言吐いただろ?」
「‥‥っ‥!」
「………」
“お前なんか”
「……っ…」
ルイスに激しく迫られながら、放心していたアルの表情が少しずつ歪んでいく…
…っ…そんなこと言われなくても‥っ‥
でも、自分でも浮かれてた。
初めて着た綺麗なドレス、そしてめかしこんで出た舞踏会‥女の子なら当然憧れる世界──
異国の姫なんて言われ、内心浮足立ってたのも否定はしない‥
でも‥っ‥でもっ‥
そんなはっきり‥‥ッ
「ぅっ‥く‥‥ヒッ‥」
アルの瞳からはポロポロと涙が溢れ落ちる
唇を歪め声を堪えながらアルは顔をくしゃくしゃにして泣いていた。
「──……ア‥ル?」
「うぅ‥もぅいやぁ‥ッ
大人って嫌いッッ‥ヒック‥
こんなことしといて、勝手な事ばっかりっ!!‥ヒッ‥」
「‥‥‥//‥アル‥」
確かに勝手‥
迫りたい放題迫って、言いたい放題言って勝手もいいところ。
15歳のアルに泣きながら言われ、ルイスも徐々に冷静さを取り戻していく‥
「アル
冗談だ‥
悪かった…な!‥
ほんの冗談だよ‥」
ルイスはアルのご機嫌を取り始めた
「アルが凄く綺麗なんでびっくりしたんだよ‥
だから、ちょっとからかっただけだ‥
ほんの仕返しだって!
お前だって俺に張り手して暴言吐いただろ?」
「‥‥っ‥!」