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し・ず・く
第7章 ママのお葬式
その夜…

「康ちゃん?」
「ん?」
「一緒に寝てもいい?」
「怖いの?」
「うん。」

俺は、梓をベッドに座らせて、優しく肩を抱いた。

「康ちゃん…ヒクッ…」

まだ、子供だもんな…

少し重いけど、梓を膝に座らせて、背中を軽く擦った。

「辛かったな。でも、よく頑張ったよ。梓。」
「うん。」
「きっと、ママも安心しただろ。泣いてたら、心配するし。」
「うん。」
「泣いていいよ。もう、我慢しないで…」
「こう…ちゃん…グズッ…ママ…」

梓は、静かにずっと、泣いていた。

泣き声が、寝息に変わって、俺は、静かに梓を倒して、布団を掛けた。

まだ15だもんなぁ。でも、よく頑張ったよ。お前は。これからは、俺が頑張るからさ。
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