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MY GIRL
第10章 熱
一刻も早く美咲を温める方法あるけど、ここは駅だ。

医務室で、ベッドに2人で座ってるとしても、いつ誰が入って来るか分かんねぇし…

…つかこんな時にそんな事考えるなんて俺、最悪じゃね?

更に息遣いが荒くなってきた美咲を見て、俺は何て経験不足で無力なんだろうと、自分に酷く腹が立った。






「…んん、んふ…」

「こら…そんなエロい声出すな」

そう言いながら、美咲の綺麗な額に熱冷まシートを貼る。

「んっ…、んぅ…」

「…あー」

荒い息を吐き唸ってる美咲。

美雪さんが迎えに来てくれた車の中で意識を失い、抱き上げて部屋まで運び、すぐに制服からパジャマに着替えさせ、ベッドに寝かせた。

そこまではよかったが、熱に冒されてる美咲はエロい唸り声を上げて俺の手をしっかり握ってる。

「勘弁しろよ…」

理性吹っ飛んじまうだろうが、色々持ってきてやりたいのに…

「暑…ぅ、暑い…」

美咲がパジャマのボタンを片手で器用に外し始めたと同時に、腋にさした体温計が音をたてた。

「ぁ?」

と呟き体温計を取り出し、

「3。9…4?んんー…?」

声に出して読み上げた。

394?

って…ヤバくねぇか!?

「…美咲、ごめんな…」

俺がシャツ1枚でいさせたからだよな…

「ん…、んー…?」

呟いた後、辛そうに顔を歪めて息を吐く美咲。

抱き締める…ダメだ。

服脱がす…もっとダメだ。

俺がヤバくなる。

「美咲、すぐ戻るから。手…一旦離して?な?」

「…んん、やだぁー…」

「美咲…お願い、ちょっとだけだから」

「んー、やぁぁ…」

言いつつ俺の手を見つめ、ぱくりと口に咥えた美咲。

「…っ、こら…」

熱い口内。

この口でフェラされたらすぐイキそう…、絶対やらないけど。

指1本1本に執拗に舌を這わせ、ちゅう、と吸われてびく、と体が震える。

ゆっくり口から離し、艶かしい目で伸びる唾液の糸を見つめて微笑む美咲。

…エロ、何かヤバい。

「すぐ戻って来てね…?」

上目遣いプラス甘えた可愛い声。

「…あぁ、すぐ戻るよ」

なんて言いながらトイレへ向かう。

…あれは出さずにいられねぇ。


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