この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
MY GIRL
第10章 熱
美咲の手によって開かれたパジャマのボタン。

パジャマの下はノーブラ…

豊満な胸は真っ赤に火照り、頂が勃ってる。

加えて撫でたくなる位すべすべで引き締まった腹。

ヤバい…やめろ。

暴走しそうだ…

熱に冒され、涙目になった瞳。

真っ赤に火照ってる、真っ白なきめ細かい肌。

乱れた長くて綺麗な髪。

「あぅ…ぅ」

熱くて甘い…喘ぎ。

味見してみようか。

火照った美咲の、体を。

美咲の唇に顔を近付けた時、放たれた言葉。

「なおや…、ありがと…」

触れる寸前で止まる。

…今、何て言った?

なおや…?

顔を遠ざけ美咲を見ると、口元に浮かんでる笑み。

なおやって誰だ…そんな名前の男、聞いた事ない。

明日名簿で調べるか…






その日結局、薬を飲んでも美咲の熱は下がらず、無防備に俺を誘惑していたが、俺は美咲の口から出た「なおや」の言葉が頭から離れず…何もしないで夜が過ぎた。






美咲SIDE


頭痛い…

そう思ってゆっくり体を起こす。

すると、額から水の入った袋が落ちた。

そっか、風邪引いてたんだった…

大樹かお母さんが看病してくれてたのかな?

…うーん。

昨日の放課後からの記憶がないな…

ぼんやりしながら考えてたけど、やっぱり思い出せない。

…あ、今何時だろ。

手探りでスマホを探して開くと、メールが15件。

殆どが友達からで、1つは大樹から。

「先行くな。ゆっくり休め」

そんな内容のメール。

あれ…?

何か冷たい気が…

蒼汰に乱暴されて休んだ時は、もっと文章長かった。

2つ来てたし、凄い心配してくれてて…

…って。

普段も凄く優しいのに、メールにまで優しさ求めちゃダメだよね。

自己責任だもんね、風邪引いたの。

9時半だし学校行こうかな…

熱を計ると、36度5分。

全然行けるじゃん!

まだ少し頭が痛いから熱さまシートを額に貼り、朝ご飯のお粥を食べ準備して、電車を乗り継いで学校に向かった。

「あ、吉岡おはよう。風邪引いてんだろ、無理して来なくていいぞ」

「おはよーございますっ!朝計ったら6度だったんですよ!だから来ましたーっ」


/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ