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MY GIRL
第13章 誓い
美咲SIDE
2週間ぶりの再会の日から、大樹は帰って来ない月が多くなった。
最初は寂しくて泣いてたけど、大樹からの電話でいつも元気を貰って。
我慢する事を覚えた。
その代わり…会えない代わりに勉強に更に力を入れ、毎日毎日遅くまで頑張った。
そして…自己ベスト!
模試で全国100位以内に入っちゃった。
そして2位に大差をつけて学年1位!
大樹に電話で報告したら、物凄く褒めてくれて。
流石に模試で全国1位は無理だけど、もっと上を目指そうと思った。
最近、気付いたら大樹とのエッチを思い出してるあたし。
そして、自分の秘部に手を触れ…自慰も行っちゃうようにもなった。
大樹がしてくれるように、優しく…時に激しく。
そして、大樹の事を考えながら絶頂を迎える。
我慢出来るようになっても、快楽に正直な体。
酷く…疼くんだ、体の奥が。
あの…太くて熱いモノに、激しく突かれたい…
大樹の低くて甘い声で名前を呼ばれたい。
「大好き」
って、言われたい…
めちゃくちゃにされたい…
自分のエロさに驚いた。
こんな事、今まで考えもしなかったのに。
最近授業中もエロい事考えちゃってる…
こんなはしたないあたし、大樹…嫌じゃないかな?
引かれないかな?
心配になった事もあった。
でも、大樹も
「俺も一緒だよ」
って言ってくれて。
「休む事も大事だぞ、美咲」
この言葉が、あたしの胸にすとん、と落ちた。
と同時に、涙が溢れた。
「お前、俺に追いつこうと勉強ばっかしてるだろ。気持ちは凄ぇ嬉しいけど、お前の体は繊細に出来てるんだからな。ちゃんと息抜きしろよ?次ガッリガリのやせ細った体してたらマジで怒るから。食べ放題連れてって死ぬ程食わしてやる」
優しい大樹の言葉に涙が止まらなくて。
何で分かったんだろう…
家族や蒼汰からの報告でもないらしく。
「美咲の事なら何でもお見通し」
なんだって。
もう嬉しくて嬉しくて…
大好きで…大好きすぎて。
早く会える事を願ったんだ。