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MY GIRL
第17章 浮気疑惑?
「…!…っ」
冷たく睨むと、元々汚い女の顔が般若のように歪む。
あぁ…もっと女が嫌いになった。
すると。
女が美咲に向かって吐き捨てた。
「…っねぇ。そこのブスさ…人の彼氏取るって何なの?自分の顔鏡で見た事あんの?しかも名前同じとかマジ最悪なんだけど。キモいんだよ、ブス」
あ…?
何つった…今。
美咲が怯えて俺に更に強く抱き着いたのが分かって…
蒼汰も…、…そういやこいつもいたな。
蒼汰も凄い冷たい目で女の事睨んでる。
こいつ…救いようのない勘違い人間な上、性格腐りきってんな…
ガンっ!
「…ひいっ!」
美咲を抱いたまま、女の頭スレスレの所の壁に足を付け、蔑むように見下す。
「…殺されてぇの?二度とその汚ぇ面見せんじゃねぇ。消えろ」
そう吐き捨て、鍵を開けて美咲と中に入った。
靴を脱がせるとすぐに寝室に向かい、ベッドに美咲を押し倒す。
噛み付くように唇を重ね、口内を貪った。
久しぶりの愛しい感覚…待ってた、この温もりを。
戸惑ってた美咲も、いつものように俺を受け入れてくれて、舌を絡めてくる。
…スイッチが入った。
舌を絡めながら美咲のコートを脱がし始めた時…
「…あのーぉ。大樹さーん」
後ろから声がした。
振り向くと、寝室の入り口に寄り掛かってる蒼汰。
あぁこいつもいるんだった…
また忘れてた。
「お久しぶりでーす。や、あの…今からヤるぞ!って所で申し訳ないんですけど。いてもいいんなら喜んでいますけど、どうしましょう」
約1年ぶりにまともに見た蒼汰。
大人びたな…
スーツのポケットに入れた鍵を投げ、キャッチした蒼汰に言った。
「悪ぃ…蒼汰」
「…いえ、分かってますから。明日の昼頃まで、どこかで時間潰してきますね。美咲、荷物ここに置いとくから。ごゆっくり」
静かに扉を締め、出て行った蒼汰。
やがて、鍵を締める音が響いた。
「…気ぃ、遣わせちまったな」
呟いて美咲を見ると、真っ赤な顔をして涙を流していて。
「美咲…っ!?」
「っ…大樹ぃ、あの女の人ほんとに彼女じゃない…?」
震えて泣く美咲を起こし、強く抱き寄せた。
「当たり前だろっ…俺にはお前しかいねぇよ…」
「だってっ、でもっ…あの人大樹の、…っんん」
必死に話す美咲の唇を塞ぐ。
冷たく睨むと、元々汚い女の顔が般若のように歪む。
あぁ…もっと女が嫌いになった。
すると。
女が美咲に向かって吐き捨てた。
「…っねぇ。そこのブスさ…人の彼氏取るって何なの?自分の顔鏡で見た事あんの?しかも名前同じとかマジ最悪なんだけど。キモいんだよ、ブス」
あ…?
何つった…今。
美咲が怯えて俺に更に強く抱き着いたのが分かって…
蒼汰も…、…そういやこいつもいたな。
蒼汰も凄い冷たい目で女の事睨んでる。
こいつ…救いようのない勘違い人間な上、性格腐りきってんな…
ガンっ!
「…ひいっ!」
美咲を抱いたまま、女の頭スレスレの所の壁に足を付け、蔑むように見下す。
「…殺されてぇの?二度とその汚ぇ面見せんじゃねぇ。消えろ」
そう吐き捨て、鍵を開けて美咲と中に入った。
靴を脱がせるとすぐに寝室に向かい、ベッドに美咲を押し倒す。
噛み付くように唇を重ね、口内を貪った。
久しぶりの愛しい感覚…待ってた、この温もりを。
戸惑ってた美咲も、いつものように俺を受け入れてくれて、舌を絡めてくる。
…スイッチが入った。
舌を絡めながら美咲のコートを脱がし始めた時…
「…あのーぉ。大樹さーん」
後ろから声がした。
振り向くと、寝室の入り口に寄り掛かってる蒼汰。
あぁこいつもいるんだった…
また忘れてた。
「お久しぶりでーす。や、あの…今からヤるぞ!って所で申し訳ないんですけど。いてもいいんなら喜んでいますけど、どうしましょう」
約1年ぶりにまともに見た蒼汰。
大人びたな…
スーツのポケットに入れた鍵を投げ、キャッチした蒼汰に言った。
「悪ぃ…蒼汰」
「…いえ、分かってますから。明日の昼頃まで、どこかで時間潰してきますね。美咲、荷物ここに置いとくから。ごゆっくり」
静かに扉を締め、出て行った蒼汰。
やがて、鍵を締める音が響いた。
「…気ぃ、遣わせちまったな」
呟いて美咲を見ると、真っ赤な顔をして涙を流していて。
「美咲…っ!?」
「っ…大樹ぃ、あの女の人ほんとに彼女じゃない…?」
震えて泣く美咲を起こし、強く抱き寄せた。
「当たり前だろっ…俺にはお前しかいねぇよ…」
「だってっ、でもっ…あの人大樹の、…っんん」
必死に話す美咲の唇を塞ぐ。