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MY GIRL
第17章 浮気疑惑?
…その夢。
俺が早速叶えてやる。
いつかの電話の時、美咲がそう言ってたから。
「凄い…そんな事って出来るの…!?」
「…まあここの責任者が男だったから出来た事だよな」
冗談でアッチ系の人間か、って聞かれた時はキレそうになったけどな。
「…じゃあ、あたしと同棲するのが嫌になったのでも、疚しい事があった訳でもなくて、蒼汰の為にだったんだ…」
おいおい、こら。
「あのな…俺がどれだけ美咲との同棲楽しみにしてるか分かってんの?今だって、帰したくねぇよ。このまま住まわせたいよ、今すぐ」
そう言うと、嬉しそうにはにかむ美咲。
「俺には、美咲が不安になる原因が分からない。俺は常に、美咲の事しか考えてない。それはこれからもずっとそうだし、変わる事はないよ」
じわ、と美咲の目に涙が浮かび、ポロポロと零し始める。
「ちょと…ね?不安になってたの…遠距離だし、蒼汰も東京の女の人は綺麗な人ばかりだって言ってたし、会社にも綺麗な女の人たくさんいるだろうし…大樹、そんな人達に靡かないかなって心配してたの」
おい蒼汰…ぶっ殺すぞ。
何無駄に不安にさせてんだ。
「あのな…俺な、他の女に目移りするとか靡くとか、そんなの考えた事すらなかったよ、今まで。当たり前に美咲が好きで、美咲の為に働いてんの。そんな無駄な事心配して泣くより、同棲生活楽しみにしてほしいんだけど?俺としては」
髪を撫でながら伝えると、ぐすぐす泣きながら頷いてて。
今日の為に、伝える練習を何度もした。
どうしたら喜んでくれるか…
シチュエーションを何度も練って、同僚にも考えを借りて。
"最高"を求め続けて、美咲の笑顔を見るのが楽しみで、気付いたら自分も笑顔を浮かべていたほど。
これにしよう、このシチュエーションにしよう。
そう決めていたけど。
本人を目の前にしたら、そんな色々な考えは全て吹っ飛んでしまう。
ただただ"美咲が大好きだ"という思いが先走りってしまうんだ。
1度深く深呼吸して、涙を拭ってる美咲の顔を優しく上げさせる。
「まだ、先の事なんて考えられないかもしれないけど。…もう1度言うぞ?…美咲が大学に入学したら、籍入れて、」
嗚咽を洩らす美咲の唇にキスをした。
「大学を卒業したら、俺と結婚してください」
俺が早速叶えてやる。
いつかの電話の時、美咲がそう言ってたから。
「凄い…そんな事って出来るの…!?」
「…まあここの責任者が男だったから出来た事だよな」
冗談でアッチ系の人間か、って聞かれた時はキレそうになったけどな。
「…じゃあ、あたしと同棲するのが嫌になったのでも、疚しい事があった訳でもなくて、蒼汰の為にだったんだ…」
おいおい、こら。
「あのな…俺がどれだけ美咲との同棲楽しみにしてるか分かってんの?今だって、帰したくねぇよ。このまま住まわせたいよ、今すぐ」
そう言うと、嬉しそうにはにかむ美咲。
「俺には、美咲が不安になる原因が分からない。俺は常に、美咲の事しか考えてない。それはこれからもずっとそうだし、変わる事はないよ」
じわ、と美咲の目に涙が浮かび、ポロポロと零し始める。
「ちょと…ね?不安になってたの…遠距離だし、蒼汰も東京の女の人は綺麗な人ばかりだって言ってたし、会社にも綺麗な女の人たくさんいるだろうし…大樹、そんな人達に靡かないかなって心配してたの」
おい蒼汰…ぶっ殺すぞ。
何無駄に不安にさせてんだ。
「あのな…俺な、他の女に目移りするとか靡くとか、そんなの考えた事すらなかったよ、今まで。当たり前に美咲が好きで、美咲の為に働いてんの。そんな無駄な事心配して泣くより、同棲生活楽しみにしてほしいんだけど?俺としては」
髪を撫でながら伝えると、ぐすぐす泣きながら頷いてて。
今日の為に、伝える練習を何度もした。
どうしたら喜んでくれるか…
シチュエーションを何度も練って、同僚にも考えを借りて。
"最高"を求め続けて、美咲の笑顔を見るのが楽しみで、気付いたら自分も笑顔を浮かべていたほど。
これにしよう、このシチュエーションにしよう。
そう決めていたけど。
本人を目の前にしたら、そんな色々な考えは全て吹っ飛んでしまう。
ただただ"美咲が大好きだ"という思いが先走りってしまうんだ。
1度深く深呼吸して、涙を拭ってる美咲の顔を優しく上げさせる。
「まだ、先の事なんて考えられないかもしれないけど。…もう1度言うぞ?…美咲が大学に入学したら、籍入れて、」
嗚咽を洩らす美咲の唇にキスをした。
「大学を卒業したら、俺と結婚してください」