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MY GIRL
第17章 浮気疑惑?
そう言うと、大きく見開かれた目から大粒の涙が溢れて。

「ふぇ、えっ…っふ、ぅんっ…く、うぅ〜」

こくこく頷きながら、俺に強く抱き着いてきた。

柔らかな髪を優しく撫で、顔を上げさせて涙を拭い、抱き寄せて深く唇を重ねた。

「んんっ…、ふぁ…ん」

舌を捩じ込むと素直に絡めてきて、夢中で絡め合う。

…美咲だ。

美咲の体…

泣きそうになる位愛しさがこみ上げて、下半身に熱がこもって仕方がない。

気が済むまで舌を絡め…いや済まないけど、美咲の体から力が抜けたからそのままベッドに押し倒し、唇を舐めて離した。

…今まで、数え切れない程美咲を抱いてきた。

だけどこんなに、ブラウスのボタンを外す手が震える程緊張するのは初めてだ。

何とか全て外し終え、脱がせて…着ている下着に目を見開いた。

そして口角を上げる。

「…早速着てくれたんだ?」

「…っ」

枕で顔を、シーツで体を隠そうとするけど、そんな事させてやらない。

力なく抵抗されるが気にせず、ベビードールと下着以外の衣服を全て脱がす。

「すっげー…エロい。たまんねぇな…」

「…う、んんっ…」

ここ最近数ヶ月、美咲に会いに地元に帰る時。

俺は美咲に下着をプレゼントするようになっていた。

帰省して美咲を抱いた時着ていた、元々持っていたらしいベビードール。

それを着てる美咲に堪らなくムラムラし、1日離せなかった。

それ以来、それの名前を美咲から聞き、ネットで検索し、俺好みのものを買い占めて会いに帰る度にプレゼントし着せて、脱がせて抱いた。

今日美咲が着ているのは、前開きで結ばれた紐を解くと脱がせる、総レースの黒のベビードール。

『俺の所来る時に着てこいよ』

会いに行けなかった土日の美咲が家にいるだろう時間指定にして郵送し、届く時間の数分前にそうメッセージを送信すると、時間指定を過ぎた頃に美咲から電話がきて。

「恥ずかしいよバカ」だの「大樹のエッチ」だの散々言われたが、俺は表情筋が緩んで仕方がなくて。

本当に楽しみにしてた…この日を。

さっきの訳の分からない事があって忘れていたが、実際に着た美咲を見たら…

爆発しそうだ、何かが。

「…恥ずかし、かったんだよ…?凄くスースーして…、蒼汰にもバレかけて、…っ、しかも…」

…何だこの可愛い生き物は。

「…?しかも?」


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