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MY GIRL
第17章 浮気疑惑?
「あの…ね?東京駅に着いて、蒼汰と歩いてる時…男の人が東京案内してくれるって声掛けてくれて、でも蒼汰見たら機嫌悪くなっちゃって…。…えと、それで、…っ、あの…」

…あぁん?

「…っ、その…っ」

「…」

顔を真っ赤にして何やら言い淀んでる美咲。

…やべぇムラムラする。

さっきから勃ちすぎて痛い。

「…何、その男がどうした」

何とか堪えて聞くと。

…次に言われた言葉に、俺の緩みきってた表情筋が凍り付いた。

「…胸。揉まれちゃって…どこか、行っちゃったの…」

色んな意味で爆発しそうな言葉が耳に届いて…

「…、あぁ…?」

思わず低い声が出てしまった。

だが、

「っ、だ、だから…、し、消毒、してください…」

「っ…」

その言葉で。

一瞬にして真っ黒になった俺の心の中の闇は、一瞬にして消え去った。

…代わりに埋め尽くしたのは美咲に対する性欲。

「…暫く寝れねぇと思え」

着ていた衣服を脱ぎ捨て、痛い程反り勃ったモノを…美咲の中に突き挿した。

「…あぁぁぁぁあ!…っは、あぁ…っ!」

キツく俺を迎え入れた美咲の中を、ひたすら突き上げ続けた。








蒼汰SIDE


大樹さんの部屋を出て鍵を締め、今だ座り込んでる女を見てため息。

…何、こいつ。

まだいたのかよ。

「ねぇ、大樹くんは…?」

なぜか俺にも色目を使う女。

…きっもいんだけど。

殴りてぇ…

「誰に許可取ってその名前で呼んでんの」

冷たく言い放つと、顔を歪める女。

「そんなブス面向けんなよ、気持ち悪ぃ…性格の悪さ滲み出てんな?大樹さんに喋って貰えただけでも有難いと思えよ、てめぇ。大樹さんが彼女以外の女にあそこまで喋ってんの初めて見たわ、俺」

…悪い意味でな。

そう言い捨てようとして、なぜか嬉しそうな表情になった女を見て本気で寒気がした。

「そうよ…大樹くんが愛してるのはあたしなのよ。照れてて素直に接してくれないだけ…。アピールしても気付いてくれないのも抱いてくれないのも、照れてて大事にしてくれてるからなのよ…」

…は?

「会社で一緒にいたら、他の女に僻まれちゃうものね。あたしの為に、声を掛けないようにしてくれてるのよ…」

…大丈夫か?こいつ。

勘違いも甚だしい発言だな…

色々ムカついた分、発散させて貰うわ。


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