この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
MY GIRL
第17章 浮気疑惑?
「まあ大樹さんは、お前の事なんか人間だとも思ってないだろうけどな。存在すら忘れられてるって、そもそも存在自体認知されてねぇだろうな」

「…っ!?」

「認知されてるとしてもあれだ、お前なんかノミ以下だろ。違ぇな…ノミに失礼だ。そこら辺に落ちてるゴミだよ、ゴーミ」

「はっ…!?」

さっきこいつが美咲に対してブスって言った時の大樹さんの表情…恐ろしくて背筋が凍り付いた。

殺気立ってた、マジで。

「そんな筈ないっ…!あんな女、ただ抱かれるだけの道具なのよ!愛されてるのはあたしよ…あの美咲じゃない、このあたしよ!あたしに妬かせたくてあんな事してるのよ、でたらめ言わないで!!」

ヤバいぞ、こいつ。

精神科も受け入れたくないレベル。

でたらめ言ってんのはお前だろって。

「なぁ…勘違い、って意味分かってる?」

「バカにしてるの!?知ってるわよ!思い込みの激しい人間の事でしょ!?」

それ分かんのに何で自分の事分かんねぇの。

「お前だよ、お前。勘違い女はお前。思い込み激しすぎて、誰からも嫌われてるおーまーえ。…友達いねぇだろ?すぐに分かるわ」

やーべ…楽しくなってきたんだけど。

面白い位顔を歪ませる女を更に追い込む。

「抱かれるって事は愛されてるって事。抱かれもしないし、そもそも話しかけてもスルーされたり冷たくされたり、蹴られて罵声浴びせられるようなお前は、ただの知り合い以下。寧ろ他人以下。なぁ…聞こえる?この部屋の中で、大樹さんはお前じゃない美咲を抱いてんの。めちゃくちゃに抱いて中に出して、子供出来る位激しくセックスしてんの」

「…っ、なっ…」

…とどめ。

「ほら今…聞こえた?俺は美咲だけだ、愛してる。結婚しよう…って。あの2人結婚すんだよ?なぁ…結婚するんだよ?」

勿論中の2人のやり取りが聞こえる訳がない。

今のは適当に言っただけ。

だけど、漸く気付いたらしい。

「結婚、って…じゃああたしは、」

「赤の他人。存在する認知されてない」

「愛してるって言ったのは…」

「今大樹さんが抱いてる女に対してだけ」

「…っあ、ぁ…」

「もう目障りだからさっさと消えてくんない?んで二度と俺らの目の前に現れんな、勘違いブス女」

…あー、すっきりした。


/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ