この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
MY GIRL
第4章 関係
゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*
「ふー…」
湯船に浸かって大きなため息を吐く。
結局帰ってきてから、大樹にめちゃくちゃ怒られちゃった。
お陰で放課後トーク、大樹の許可をもらわないと出来なくなっちゃった。
どうして放課後トークさせたくないのか全く分かんない…
…いいもんねっ、破っちゃうもーん!
大樹、生徒会で遅くなる日とかあるみたいだもん。
言わなきゃばれない、はず!
そしてさっき学校で、口が固い友達の茜(あかね)に、訳ありで男の先輩と一緒に住んでるってことを打ち明けてみた。
誰と、とは言わなかったけど。
「絶対に同じ部屋で寝ちゃだめだよ!」
って言われて、あ、初日にさっそく一緒に寝ちゃったな…と反省。
「男の人って怖いんだからね。あたし達の力なんて全然敵わないんだよ」
茜の言葉には、妙な説得力があって。
あたしも、思い出したくない過去を思い出して頷いた。
「何かあったら絶対あたしと、蒼汰にも言いなね」
「うん、ありがとう」
…でも。
ねえ、茜。
あたし…あの人のこと、嫌いじゃないんだ。
知りたくて、近付きたいの。
大樹にまた…キスしてほしいんだ。
キスされただけで…ううん。
それ以前に、あの目に見つめられてるだけで…
あたしは正常でいられなくなる。
"ある場所"を、濡らしてしまう。
「…え!?何考えて…っ」
これじゃ、変態みたい…
恥ずかしくなって、湯船に少し顔を埋めた。
心のどこかで、期待してた。
”何か起こってほしい”って…
身体を洗う手がつい丁寧になったのも気のせいじゃない。
この後のあたしの行動も。
…後から考えたら、気のせいなんかじゃなかったんだ。
「ふー…」
湯船に浸かって大きなため息を吐く。
結局帰ってきてから、大樹にめちゃくちゃ怒られちゃった。
お陰で放課後トーク、大樹の許可をもらわないと出来なくなっちゃった。
どうして放課後トークさせたくないのか全く分かんない…
…いいもんねっ、破っちゃうもーん!
大樹、生徒会で遅くなる日とかあるみたいだもん。
言わなきゃばれない、はず!
そしてさっき学校で、口が固い友達の茜(あかね)に、訳ありで男の先輩と一緒に住んでるってことを打ち明けてみた。
誰と、とは言わなかったけど。
「絶対に同じ部屋で寝ちゃだめだよ!」
って言われて、あ、初日にさっそく一緒に寝ちゃったな…と反省。
「男の人って怖いんだからね。あたし達の力なんて全然敵わないんだよ」
茜の言葉には、妙な説得力があって。
あたしも、思い出したくない過去を思い出して頷いた。
「何かあったら絶対あたしと、蒼汰にも言いなね」
「うん、ありがとう」
…でも。
ねえ、茜。
あたし…あの人のこと、嫌いじゃないんだ。
知りたくて、近付きたいの。
大樹にまた…キスしてほしいんだ。
キスされただけで…ううん。
それ以前に、あの目に見つめられてるだけで…
あたしは正常でいられなくなる。
"ある場所"を、濡らしてしまう。
「…え!?何考えて…っ」
これじゃ、変態みたい…
恥ずかしくなって、湯船に少し顔を埋めた。
心のどこかで、期待してた。
”何か起こってほしい”って…
身体を洗う手がつい丁寧になったのも気のせいじゃない。
この後のあたしの行動も。
…後から考えたら、気のせいなんかじゃなかったんだ。