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MY GIRL
第4章 関係
「乱暴…したい訳でも、そんな顔させたい訳でもない…っ」
「大樹…!?」
「俺を、拒まないで。もう、見捨てられるのは嫌だ…」
…やっぱり、夢の内容でうなされてたんじゃなかったんだ。
今日の朝の様子からも、大樹、夢の内容の記憶はなかったみたいけど…
震えて今にも泣きそうな声で言う大樹。
瞳に宿る悲しい色。
…どうして、この人の痛みが分かるんだろう。
大樹のこの目は、何か大きな悩みを抱えてる目。
普通の人はこんな悲痛な表情しない、出来ない…
きっと過去に、嫌なことがあったんだ。
それを分かり合える日は、あたし達に来るのかな?
「…大樹」
「…」
「あたしは、いなくならないからね」
大樹を、変えたい。
「あたしは、大樹に何も言わずどこかに行ったりしない。傍にいるよ」
あたしを、変えたい。
「…っ、美咲…」
「だから全部あたしに預けて?あたしも大樹と一緒に悩む。大樹の分まで悩むから…大樹の辛さ、あたしにも分けて」
居候生活、たった2日目。
まだ、大樹のことはほとんど知らない。
なのにあたしは感じたんだ、運命みたいなものを。
だって…男の人と、こんな短時間で距離を縮めること、今まで出来なかった。
だけど、分かる。
大樹はあたしがいないと生きていけない。
あたしも大樹がいないと生きていけない。
あたしの選択が正しかったのか…分かるのは、もう少し先の話。
「いいよ、大樹…ずっと誰かに甘えたかったんでしょ?いいよ、あたしが受け止める。いくらでも甘えて、あたしに今までのストレスぶつけていいよ。好きにしていいから、何されても拒まないから…辛いこと全部忘れちゃうくらい、あたしにぶつけて」
「…っ、美咲」
するりとバスタオルを外す。
当然あたしの身体は、何も纏っていない真っ裸。
「いいよ…あたしを好きにして。大樹なら恐くない、全部受け止めるから…教えて、大樹を」
自分でも、何言ってるの、って思う。
でも本気で思えたんだ、この人になら何されてもいいって。
この感情は…もしかして。
「大樹…!?」
「俺を、拒まないで。もう、見捨てられるのは嫌だ…」
…やっぱり、夢の内容でうなされてたんじゃなかったんだ。
今日の朝の様子からも、大樹、夢の内容の記憶はなかったみたいけど…
震えて今にも泣きそうな声で言う大樹。
瞳に宿る悲しい色。
…どうして、この人の痛みが分かるんだろう。
大樹のこの目は、何か大きな悩みを抱えてる目。
普通の人はこんな悲痛な表情しない、出来ない…
きっと過去に、嫌なことがあったんだ。
それを分かり合える日は、あたし達に来るのかな?
「…大樹」
「…」
「あたしは、いなくならないからね」
大樹を、変えたい。
「あたしは、大樹に何も言わずどこかに行ったりしない。傍にいるよ」
あたしを、変えたい。
「…っ、美咲…」
「だから全部あたしに預けて?あたしも大樹と一緒に悩む。大樹の分まで悩むから…大樹の辛さ、あたしにも分けて」
居候生活、たった2日目。
まだ、大樹のことはほとんど知らない。
なのにあたしは感じたんだ、運命みたいなものを。
だって…男の人と、こんな短時間で距離を縮めること、今まで出来なかった。
だけど、分かる。
大樹はあたしがいないと生きていけない。
あたしも大樹がいないと生きていけない。
あたしの選択が正しかったのか…分かるのは、もう少し先の話。
「いいよ、大樹…ずっと誰かに甘えたかったんでしょ?いいよ、あたしが受け止める。いくらでも甘えて、あたしに今までのストレスぶつけていいよ。好きにしていいから、何されても拒まないから…辛いこと全部忘れちゃうくらい、あたしにぶつけて」
「…っ、美咲」
するりとバスタオルを外す。
当然あたしの身体は、何も纏っていない真っ裸。
「いいよ…あたしを好きにして。大樹なら恐くない、全部受け止めるから…教えて、大樹を」
自分でも、何言ってるの、って思う。
でも本気で思えたんだ、この人になら何されてもいいって。
この感情は…もしかして。