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MY GIRL
第6章 涼太
あまりに急な出来事と柔らかな唇の感覚にびっくりして、思わず抵抗を忘れてしまった。
すると、ツルリと入ってきた舌に、さすがに驚いて涼太先輩の胸板を押す。
「…っ!んん、…っ」
後頭部を掴まれてるからびくともしなくて、されるままになってしまう、けど…
「…ぁ、んふ…」
腰が砕けそうになるくらいの涼太先輩の舌使いに、ゾクゾクして…
「…ごちそうさま」
あっさりと離れていき、ぺろりと唇を舐める涼太先輩を呆然と見つめた。
そんなあたしを見た先輩が可笑しそうに笑う。
「ははっ、めっちゃ可愛い〜」
「…っ、今っ、なっ、何を…っ」
「何したかって?キース」
「…っな、何で…」
「何でだと思う?」
「…!?」
真剣な表情に、つい目が逸らせなくて。
「…あ、あたしは」
「大樹の彼女だろ?今は、な。これから俺のことも好きにさせていくから」
「え…!」
「覚悟しといて」
優しく微笑んで頭を撫でてくれる涼太先輩。
その優しい手つきと声にドキッとしてしまった。
ちょっと…ダメダメ!
あたしが大好きなのは大樹だけなんだから!
「そんな固くなんなって。そんなすぐ取って食わねーから」
「…!?食っ…」
「ほんとは今すぐ身体ごとほしいけどな?」
「…!」
くい、と顎を軽く持たれて引き寄せられて、顔が熱くなるのが分かる。
…な、何だか…
「いずれは俺の女になってもらうから」
とんでもない人に好かれちゃった気がする…
大樹が戻ってくるまで、涼太先輩と他愛ない話をしながらも何となくうわの空で。
あたしのドキドキは、収まりそうになかった。
………………………
「吉岡美咲…ね」
窓から見える、1組の男女。
手を繋いで寄り添って歩いていく姿は、後ろ姿でもお似合いで。
そして…遠くから見ても極上な美咲の身体つきにぺろりと唇を舐める。
「…奪ってやりてぇなぁ」
にやりと笑い、見えなくなるまで2人の姿を眺めていた。
すると、ツルリと入ってきた舌に、さすがに驚いて涼太先輩の胸板を押す。
「…っ!んん、…っ」
後頭部を掴まれてるからびくともしなくて、されるままになってしまう、けど…
「…ぁ、んふ…」
腰が砕けそうになるくらいの涼太先輩の舌使いに、ゾクゾクして…
「…ごちそうさま」
あっさりと離れていき、ぺろりと唇を舐める涼太先輩を呆然と見つめた。
そんなあたしを見た先輩が可笑しそうに笑う。
「ははっ、めっちゃ可愛い〜」
「…っ、今っ、なっ、何を…っ」
「何したかって?キース」
「…っな、何で…」
「何でだと思う?」
「…!?」
真剣な表情に、つい目が逸らせなくて。
「…あ、あたしは」
「大樹の彼女だろ?今は、な。これから俺のことも好きにさせていくから」
「え…!」
「覚悟しといて」
優しく微笑んで頭を撫でてくれる涼太先輩。
その優しい手つきと声にドキッとしてしまった。
ちょっと…ダメダメ!
あたしが大好きなのは大樹だけなんだから!
「そんな固くなんなって。そんなすぐ取って食わねーから」
「…!?食っ…」
「ほんとは今すぐ身体ごとほしいけどな?」
「…!」
くい、と顎を軽く持たれて引き寄せられて、顔が熱くなるのが分かる。
…な、何だか…
「いずれは俺の女になってもらうから」
とんでもない人に好かれちゃった気がする…
大樹が戻ってくるまで、涼太先輩と他愛ない話をしながらも何となくうわの空で。
あたしのドキドキは、収まりそうになかった。
………………………
「吉岡美咲…ね」
窓から見える、1組の男女。
手を繋いで寄り添って歩いていく姿は、後ろ姿でもお似合いで。
そして…遠くから見ても極上な美咲の身体つきにぺろりと唇を舐める。
「…奪ってやりてぇなぁ」
にやりと笑い、見えなくなるまで2人の姿を眺めていた。