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MY GIRL
第2章 出会い
あたしの帰りを部屋で、しかもベッドの中で待ってるなんてそんな意味分かんないこと今まで一度もなかったけど…思いつくのは4歳下の弟の巧しかいないし。
「姉ちゃん、顔だけは最高にいいと思うよ」
とか何とか意味の分からないことをちょくちょく言ってくる巧…だよね!?
「た、巧ー…?ですよねー…?」
恐る恐る聞きながら振り返ると…
嫌な意味で、ゾクッとした。
この大きな膨らみ、巧じゃない。
蓮(れん)はさっき会ったばかりだから違うし。
…誰か、知らない人が寝てる…
ぞぞっと身体に寒気が走って、泣きそうになる。
だ、誰なの…?
どうすればいいの…
涙がじわりと込み上げ、視界を悪くする。
あ、でもお母さんかなぁ…?
お母さん、あたしのベッドお気に入りだから…
そうだよね。
…そうだよ、ね?
夜勤行く前に、あたしのベッドで休んで行こうと思ったんだよね…?
ゆっくりと立ち上がり、静かに少しずつ膨らみに近づく。
笑っちゃうほど震えてる自分の手を掛け布団に伸ばし…
「いやぁあっ!」
悲鳴をあげながら、一気にめくった。
…は、反応がない。
恐る恐る…縮み込む身体、逸らしてた目をベッドの上へ向ける…と。
「…ん?…っへ?えぇえっ!?」
余りの衝撃に驚いて、大声を上げてしまった。
寝ている人物の頭の近くに両手をつき、その顔をまじまじと見つめる。
枕に顔を埋め、長い睫毛を見せて寝てる男の人。
直視出来ないほど端正で妖艶で、人形のように綺麗な顔。
その人の名は…
「たっ…たた、高宮先輩っ!?」
何でぇぇぇぇえ!?
これが、あたしと大樹の運命の出会い。
この時のあたしはハンパなく動揺した。
夢なら醒めてほしい…
夢…?
夢だとしても、何ておかしな夢なんだ。
あたしのベッドに、確か学年No.1のイケメンって言われてる2個上の先輩、高宮大樹先輩が寝ていたのだ。
「姉ちゃん、顔だけは最高にいいと思うよ」
とか何とか意味の分からないことをちょくちょく言ってくる巧…だよね!?
「た、巧ー…?ですよねー…?」
恐る恐る聞きながら振り返ると…
嫌な意味で、ゾクッとした。
この大きな膨らみ、巧じゃない。
蓮(れん)はさっき会ったばかりだから違うし。
…誰か、知らない人が寝てる…
ぞぞっと身体に寒気が走って、泣きそうになる。
だ、誰なの…?
どうすればいいの…
涙がじわりと込み上げ、視界を悪くする。
あ、でもお母さんかなぁ…?
お母さん、あたしのベッドお気に入りだから…
そうだよね。
…そうだよ、ね?
夜勤行く前に、あたしのベッドで休んで行こうと思ったんだよね…?
ゆっくりと立ち上がり、静かに少しずつ膨らみに近づく。
笑っちゃうほど震えてる自分の手を掛け布団に伸ばし…
「いやぁあっ!」
悲鳴をあげながら、一気にめくった。
…は、反応がない。
恐る恐る…縮み込む身体、逸らしてた目をベッドの上へ向ける…と。
「…ん?…っへ?えぇえっ!?」
余りの衝撃に驚いて、大声を上げてしまった。
寝ている人物の頭の近くに両手をつき、その顔をまじまじと見つめる。
枕に顔を埋め、長い睫毛を見せて寝てる男の人。
直視出来ないほど端正で妖艶で、人形のように綺麗な顔。
その人の名は…
「たっ…たた、高宮先輩っ!?」
何でぇぇぇぇえ!?
これが、あたしと大樹の運命の出会い。
この時のあたしはハンパなく動揺した。
夢なら醒めてほしい…
夢…?
夢だとしても、何ておかしな夢なんだ。
あたしのベッドに、確か学年No.1のイケメンって言われてる2個上の先輩、高宮大樹先輩が寝ていたのだ。