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MY GIRL
第2章 出会い
「へ…っ?え、な、何、何で…っ」
あまりの驚きでうまく声を出せないあたしをよそに。
気持ちよさそうに寝息をたててた高宮先輩の眉がピクリと動いた。
「…っ、んん…」
なんとも妖艶な呻きを上げ、ゆっくりと、ばさりと音をたてるんじゃないかと思っちゃうくらい長いまつげに縁取られた瞳を開ける。
しばらく天を仰いで、あたしをちらりと見る彼。
見られたことに驚いてびく、と身体が震えたけど、その顔の綺麗さについ見とれた。
びっくりするくらい顔が整った人だな…
思わず時を忘れそうになるけど、震える手をなんとか抑え込む。
「…あ、あの」
ぼんやりとあたしを見つめる二重の茶色い瞳。
…ね、寝ぼけてる?
まだ頭起きてないのかな。
そして。
すっと逸らされ、身体を起こし、真っ黒な髪を片手で掻き上げあたしを見つめる先輩。
その瞳はトロンとしてて、ドキッとする。
寝ぼけた表情…貴重だ。
あたしがよく見るのは、何を考えてるのか分からない、無表情ばかり…
「…あんたが、吉岡…美咲、さん?」
「!?はっ、はいっ」
あたし認知されてるの!?
答えた途端、スッと妖艶に切り替わった先輩の瞳に身体を震わせた。
「へえ…そう」
ゆったりと呟き、舌なめずりする先輩。
「…!?」
な、何…?仕草がかっこいい…
吸い込まれちゃう…
そう思った瞬間。
腕を強く掴まれ、引かれてベッドに引き込まれた。
「ひゃああっ!?…え、あ…っ」
パニックになってるあたしの上に妖艶に微笑みながら覆い被さり、ポロシャツを乱してくる。
「えっ!?や…っ、やだっやめてっ」
「…可愛い。大人しくして」
「…!?いやいや、やだっ」
抵抗する腕を大きな手で掴まれ、その圧倒的な体格差と力の差に驚く。
びくともしないっ…
「先輩離してっ!…あっ!」
股に片足を挿し込まれてグッと押し上げられ、変な声が出てしまう。
それと同時に首筋に顔を埋められて、吹きかけられた吐息の熱さに甲高い声を響かせる。
「やぁあっ!ん…、やめ…っ」
叫んで真っ赤だろう顔を背けると、耳元で囁かれる。
あまりの驚きでうまく声を出せないあたしをよそに。
気持ちよさそうに寝息をたててた高宮先輩の眉がピクリと動いた。
「…っ、んん…」
なんとも妖艶な呻きを上げ、ゆっくりと、ばさりと音をたてるんじゃないかと思っちゃうくらい長いまつげに縁取られた瞳を開ける。
しばらく天を仰いで、あたしをちらりと見る彼。
見られたことに驚いてびく、と身体が震えたけど、その顔の綺麗さについ見とれた。
びっくりするくらい顔が整った人だな…
思わず時を忘れそうになるけど、震える手をなんとか抑え込む。
「…あ、あの」
ぼんやりとあたしを見つめる二重の茶色い瞳。
…ね、寝ぼけてる?
まだ頭起きてないのかな。
そして。
すっと逸らされ、身体を起こし、真っ黒な髪を片手で掻き上げあたしを見つめる先輩。
その瞳はトロンとしてて、ドキッとする。
寝ぼけた表情…貴重だ。
あたしがよく見るのは、何を考えてるのか分からない、無表情ばかり…
「…あんたが、吉岡…美咲、さん?」
「!?はっ、はいっ」
あたし認知されてるの!?
答えた途端、スッと妖艶に切り替わった先輩の瞳に身体を震わせた。
「へえ…そう」
ゆったりと呟き、舌なめずりする先輩。
「…!?」
な、何…?仕草がかっこいい…
吸い込まれちゃう…
そう思った瞬間。
腕を強く掴まれ、引かれてベッドに引き込まれた。
「ひゃああっ!?…え、あ…っ」
パニックになってるあたしの上に妖艶に微笑みながら覆い被さり、ポロシャツを乱してくる。
「えっ!?や…っ、やだっやめてっ」
「…可愛い。大人しくして」
「…!?いやいや、やだっ」
抵抗する腕を大きな手で掴まれ、その圧倒的な体格差と力の差に驚く。
びくともしないっ…
「先輩離してっ!…あっ!」
股に片足を挿し込まれてグッと押し上げられ、変な声が出てしまう。
それと同時に首筋に顔を埋められて、吹きかけられた吐息の熱さに甲高い声を響かせる。
「やぁあっ!ん…、やめ…っ」
叫んで真っ赤だろう顔を背けると、耳元で囁かれる。