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MY GIRL
第9章 過去と葛藤
「…衝撃?」

「うん。顔で俺を判断しない女、初めて会った」

「…」

「あんな俺の心を揺さぶる女…今までいなかった」

柔らかい表情で空を見上げる涼太を見つめる。

「最初はな?俺…どうせこの女も、自分が可愛いの自覚してて調子乗ってるバカ女だろうとか、男誑かして飽きたら捨てる最低な女だろうとか勝手に思ってた。

けど、初めて大樹が教室に美咲連れて来て、喋って…印象全然変わった。

噂にもあって知ってたけど、…ほんとに、育ち良くて、いい子なんだな、って思った。

礼儀正しくて、愛想もよくてさ?

裏表なく、ちゃんと目を見て話してくれる。

美咲と大樹が付き合う前…俺と大樹でさ、噂聞いても信じなかったし、ぜってぇ裏あるよなって言い合ってたのに。

彼女出来た、って大樹から言われて、それが美咲だって知って、はっきり言ってその時、驚くと同時に大樹のこと軽蔑したんだ。

所詮こいつも他の男と一緒なのか、って。

「美咲だけは唯一大丈夫な女なんだ」

って言われても、信じられなくて。

だってさ、俺より女が嫌いな大樹だぜ?

そんなあいつに彼女出来るなんて凄いことなんだよ。

だから、会ってみたくなって紹介して貰った。

どんな手使って大樹落としたんだ、って…絶対認めねぇ、って。

でも、俺らの教室来た美咲見て、まず思った。

目が凄ぇ綺麗なんだ。

あんな澄んだ綺麗な目してる人間、初めて見た。

しかも、話したら凄ぇいい女だし。

…まぁ、一目惚れってやつなんかな。

俺も…美咲のこと好きになって。

ただ、2人のこと応援してやりたい…そんなことは一切思わなかった。

…奪いたい、それだけ。

大樹に惚れるなら俺にも惚れるだろ、って。

そう思わせたのは、俺の過去にも原因があるんだけど。

まだ完全に認めた訳じゃなかったしさ?試してみようかなって。

タイミングよく大樹が先生に呼ばれて、教室に2人きりになった時…キス、した。

これでもし美咲が俺のことを受け入れたら、写真撮って脅して俺の性欲処理にしてやろうって…

そう思ったけど、抵抗する姿がマジでエロくて…。

凄ぇ嫌がってんの。

それ見たらますます虐めてやりたくなって…


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