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遅すぎた恋
第1章 失恋を癒すのは…



「「いらっしゃいませ〜!!」」



威勢の良い声が店内に響く。


キラキラと輝く笑顔の少年達…




…これは?




「ここの店、ほとんどがバイトなんだ。

若いだろ?…お前興味ありそうだったし」


「〜〜〜っ!違うって!」


「はいはい。」




そう言うと1人の男の子が私達を個室へと案内してくれた。



「生二つね」


「はい。かしこまりました!」



笑顔で出ていく少年を見送ると…

私はボソッと呟いた。



「眩しいわね…」

「高校生くらいだしな…

まっ、若いエキスでも貰えよ。」






そして…



「生二つでーす。」




やっぱり笑顔が眩しい少年が
生ビールを運んできてくれた。



何故だか…溜息が出そうだった。





二時間くらい飲んだり…食べたりしたが
何故かあの若々しい雰囲気には結局慣れずじまいだった。




「…なんで疲れてんだよ。」


お会計を済ました悠人が
不機嫌そうに私の顔を覗き込む。


「彼らとは生きる世界が違うわ…」


「なんだそれ」


ハハッと笑いながら私達は歩き出した。
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