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遅すぎた恋
第1章 失恋を癒すのは…


「なぁ、桜。」


名前で呼ばれてドキッとした…。


「なっ、何?」



「また、飲みに行こうぜ。

お前も一人でさびしいだろ?」



「一言、余計なのよ!!」



私が悠人の肩を叩こうとすると
悠人がその手を避けようと体を反らした。






ドンっ…とその反動で悠人は
後ろの人にぶつかってしまった。




「あっ、すいません…」



悠人が謝るとぶつかった相手は
イヤホンを外し、こちらに頭を下げた。



「あれ?…お姉さん?」


「えっ?」




少し見上げたその顔は…


間違いなく、あの時の…

コートの男の人………?男の子?




よく見れば、あの時とは格好が違い
どう見ても…制服だ。





「えっ…コートの子?」


「そうそう!覚えててくれたんだ!」



ニコッと笑う顔はさっきまでいた居酒屋の
あの眩しい子達と変わらない。



「あっ!コート!会社だ…」


「あぁ、いいよ。また今度で!」



すると男の子は私へ携帯を差し出した。



「…な、何?」


「番号、教えてください。」



首を傾げ、歯を見せ笑う。


何て…可愛いのだろう…
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