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遅すぎた恋
第2章 初デート??


二人で街路樹を歩きながら、お互いの事を話す。


「桜さん、何歳?」


「えっ?…28です」


「へぇ〜若くみえるねぇ!!」


「うるさいわね…飛鳥くんは?」


「17!!」



…17…軽く眩暈を覚えた。

10も違う何て…そんな気はしていたけどね。



「なんの仕事してるの?

あっ、俺は高校生ね」


「出版社にいるわ。…高校生なのは知ってた」


飛鳥君は一人で色々な話を私へと振ってきた。

おかげで…沈黙もなく私も変に気を使うことはなかった。




「あっ!桜さんここ!」

「ん?」


着いたのは可愛らしい内装のパンケーキ専門店らしい。



「桜さん、甘いの平気?」


うん…と私が頷くと
良かったぁとまた可愛く笑い、
手をつないだまま店内へと入った。



日曜日なだけあり、中はカップルや
若い女の子で賑わっていた。


…何か…場違いな気がするんですけど…



そう思いながらも、飛鳥君に手を引かれ
奥の方のテーブルへと座った。
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