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遅すぎた恋
第2章 初デート??








「…恋人は…いるの?」





波の音だけが私の耳に響く。

何度も…何度も…押しては引いていく波。





「……いるよ。」





何故…そんな嘘をついたのかわからない。


けれど…いないと言ってしまったら、
私自身が…戻れなくなってしまいそうだった。





「…やっぱり?だよねぇー。」




ハハッといつもの調子に戻り、
先に海から上がってしまった。



「…待って…あっ…!!!」





慌てた私はバランスを見事に崩した。





「えっ…あっ!桜さんっ!」





バシャーーーーーン!!



勢いよく倒れた私は…
見るも無残に…水浸し。




…最悪。もう…最悪。



急いで飛鳥君がこちらに駆けてくる。


「桜さん!大丈夫……ぷっ。アハハハハ!

ダッサーーー!」



大笑いしながら、私を抱えてくれる。

飛鳥君のジーンズも濡れてしまった。


「…ゴメンね、濡れちゃったね。」


「いいじゃん。お揃いで。」



顔についた砂をパラパラと払ってくれる。


「あぁーあ。泥だらけ。…どうしよっか?」


…さぁ…どうしましょうね…
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