この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遅すぎた恋
第2章 初デート??
「全部脱いだー?」
風呂場から声が聞こえ
「うん。」と返事をすると
飛鳥君が部屋へと戻ってくる。
「下着も脱いだ?」
意地悪く笑う彼に、恥ずかしくなりながらも
「脱いだわよ!!」と答えた。
「なら、洗濯してきます」
そう笑って部屋を出て行った。
一人残された私はフカフカのソファーに体を沈めた。
何だか色々あった1日だった。
…でも…楽しかった。
遼太のように…大人ではないけれど
あの笑顔に癒され、同じように笑えるのは事実だ。
そんな事を考えているうちに…
私は眠ってしまったようだ。
「さーん…桜さーん?」
「…ん………っ!!」
「あっ?起きた?
…ゴメン、疲れてた?」
「ううん、ゴメンっ!私こそ…」
自分の格好をみて驚愕した。
何も履いていない下半身。
それなのにバスローブはめくり上がり
太ももがあられもなく露出している。
急いで隠すと、飛鳥君はやっぱり笑っている。
「大丈夫。見てないよ。」
そう言うと、乾燥機までしてくれたみたいで
綺麗に畳んである衣類が手渡された。