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遅すぎた恋
第2章 初デート??



「…俺さ…桜さん…守ること出来るよ?

そんなにガキじゃないんだ。」




…高校生が何を言ってるの?

少し前の私ならそう笑い飛ばしていたと思う。


そう出来ないのは目の前の彼が真剣だから。



「なっ…そんな事…」




言葉に詰まった時だった。

後ろから聞き慣れた声がした。




「…桜?」




胸がこの上ないほど踊った。




振り返ると…そこには…





「遼太…」




隣にはこの前みた女性だった。


…なぜ話しかけるの…
その無神経さにも呆れ顔来たけれど…

さっきの雰囲気から逃げだせた事には感謝する。





遼太は飛鳥君の顔をじっと見つめた。




「…弟なんていたっけ?」







その一言は…今は地雷です。

もう手が震えると言う次元じゃなかった。


恐る恐る飛鳥君の顔色を伺う。



私の意に反して、彼は笑顔だった。



「…お兄さん。悪いけど…弟じゃないんです。」


「はっ?…どう言う…」


「行こっ!桜さん…!」



彼は立ち上がり、私の腕を引いた。



そして、遼太とすれ違いざま、



「俺、桜さんの彼氏なわけ。

…ガキ扱いしないでもらえる?」



そう確かに言った。
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