この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
守って!学園ナイト☆
第9章 地獄の一週間
「急がないと、遅刻だよ!」
全力で走ったけど、残念ながら間に合わなかった。
はあ…朝から失敗したせいで遅刻。
私のせいだ…
「遅刻か!蘭、光!」
「すみません…」
朝から英語の怖い先生の授業だった。
この先生、厳しいんだよね…
「罰として、これを旧校舎の四階の部屋に持っていきなさい」
目の前には古い教科書の山。
「い、今ですか?」
「当たり前だろう!こら、誠も遅刻か!お前も行けっ!」
え?誠も行くの?
「光くん…」
「大丈夫だよ」
旧校舎はこの校舎の隣にあるけど、一旦一階に行って、エレベーターを使わなきゃいけない。今じゃほとんど物置部屋の四階。嫌だな…
旧校舎に入ってみると、少しほこりっぽかった。一階には図書室、二階には第一体育館がある。ほとんど利用されないけど。
エレベーターのボタンを押すと、すぐエレベーターがきた。
中は少し狭くて、壁には鏡。
三人とも無言。
ガッタン!
「きゃああっ!な、何…?」
エレベーターが停止した。
「や…ウソ…」
「大丈夫、すぐ動くよ」
誠が緊急ボタンを押すと、少しして男の人の声が聞こえた。
「大丈夫です。係の人を呼びますが、復旧には2時間ほどかかります」
「そんなに?」
どうしよう…そんなとき、再びアレがやってきた。
全力で走ったけど、残念ながら間に合わなかった。
はあ…朝から失敗したせいで遅刻。
私のせいだ…
「遅刻か!蘭、光!」
「すみません…」
朝から英語の怖い先生の授業だった。
この先生、厳しいんだよね…
「罰として、これを旧校舎の四階の部屋に持っていきなさい」
目の前には古い教科書の山。
「い、今ですか?」
「当たり前だろう!こら、誠も遅刻か!お前も行けっ!」
え?誠も行くの?
「光くん…」
「大丈夫だよ」
旧校舎はこの校舎の隣にあるけど、一旦一階に行って、エレベーターを使わなきゃいけない。今じゃほとんど物置部屋の四階。嫌だな…
旧校舎に入ってみると、少しほこりっぽかった。一階には図書室、二階には第一体育館がある。ほとんど利用されないけど。
エレベーターのボタンを押すと、すぐエレベーターがきた。
中は少し狭くて、壁には鏡。
三人とも無言。
ガッタン!
「きゃああっ!な、何…?」
エレベーターが停止した。
「や…ウソ…」
「大丈夫、すぐ動くよ」
誠が緊急ボタンを押すと、少しして男の人の声が聞こえた。
「大丈夫です。係の人を呼びますが、復旧には2時間ほどかかります」
「そんなに?」
どうしよう…そんなとき、再びアレがやってきた。