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Toy Girl
第1章 Lesson1

恐る恐る差し出すと力強く握られて・・・
「!!!!」
大きくて力強い煌翔君の手にドキドキしてしまった。
そんな間にも自己紹介は続いていく。
「俺は篠崎優輝」
「よろしくお願いします」
「何か分からないことは聞いてくれ」
「はい」
そしてふと目が合って思い切り反らされたのは・・・
「さっちゃん、次さっちゃん自己紹介して」
「・・・下中慧」
「よろしくお願いしますさっちゃん」
「バッ・・・その呼び名で呼ぶなっつーの!」
「ダメですか?」
「ダメ・・・じゃないけど・・・」
モゴモゴしながら真っ赤な下中さん。
「さっちゃんはツンデレなんだよね」
「誰がツンデレだ!」
そして私を見てまた目を逸らす。
「さっちゃん・・・もしかして明日花ちゃんが可愛いから・・・」
「はあっ!?バッカじゃねーの!別にこんな一般人レベルどってことねーし!」
「・・・・・・・・・」
「でもまぁ・・・よろしく」
下中さんは最後ボソボソ呟いてまた顔を背けた。
この分かりにくい感じ、まるでうちの弟みたい。
今度は私が苦笑いだ。
「龍馬、お前も挨拶しろ」
「・・・木下龍馬・・・つーか知ってんだろ?もういい?」
怠そうに髪を掻き上げ木下さんは踵を返す。
「・・・リョウ君は分かりにくいけど本当は優しいんだよ」
そのままリビングを出ていく木下さんを見ていると煌翔君が教えてくれた。
・・・優しいようには見えないけど煌翔君がそう言うなら悪い人ではないのかもしれない。
佇む私に篠崎さんが素っ気なく言う。
「明日花の部屋は廊下の突き当りだ、送られてきた荷物も届いてるから整理でもしてくるといい」
「あ、はい・・・ありがとうございます」
そして私の顔も見ずに篠崎さんもリビングから出て行ってしまった。
「片付け手伝うよ」
煌翔君が声を掛けてくれた。
「あ、大丈夫」
「女の子には重いでしょ?荷物くらい運ぶよ」
「俺は手伝わねーぞ」
「さっちゃんは・・・いいよ」
「何だよその戦力外みたいな言い方!」
「まぁまぁ、さっちゃんもカッカリしないでみんなで明日花ちゃんを手伝おう!」
「!!!!」
大きくて力強い煌翔君の手にドキドキしてしまった。
そんな間にも自己紹介は続いていく。
「俺は篠崎優輝」
「よろしくお願いします」
「何か分からないことは聞いてくれ」
「はい」
そしてふと目が合って思い切り反らされたのは・・・
「さっちゃん、次さっちゃん自己紹介して」
「・・・下中慧」
「よろしくお願いしますさっちゃん」
「バッ・・・その呼び名で呼ぶなっつーの!」
「ダメですか?」
「ダメ・・・じゃないけど・・・」
モゴモゴしながら真っ赤な下中さん。
「さっちゃんはツンデレなんだよね」
「誰がツンデレだ!」
そして私を見てまた目を逸らす。
「さっちゃん・・・もしかして明日花ちゃんが可愛いから・・・」
「はあっ!?バッカじゃねーの!別にこんな一般人レベルどってことねーし!」
「・・・・・・・・・」
「でもまぁ・・・よろしく」
下中さんは最後ボソボソ呟いてまた顔を背けた。
この分かりにくい感じ、まるでうちの弟みたい。
今度は私が苦笑いだ。
「龍馬、お前も挨拶しろ」
「・・・木下龍馬・・・つーか知ってんだろ?もういい?」
怠そうに髪を掻き上げ木下さんは踵を返す。
「・・・リョウ君は分かりにくいけど本当は優しいんだよ」
そのままリビングを出ていく木下さんを見ていると煌翔君が教えてくれた。
・・・優しいようには見えないけど煌翔君がそう言うなら悪い人ではないのかもしれない。
佇む私に篠崎さんが素っ気なく言う。
「明日花の部屋は廊下の突き当りだ、送られてきた荷物も届いてるから整理でもしてくるといい」
「あ、はい・・・ありがとうございます」
そして私の顔も見ずに篠崎さんもリビングから出て行ってしまった。
「片付け手伝うよ」
煌翔君が声を掛けてくれた。
「あ、大丈夫」
「女の子には重いでしょ?荷物くらい運ぶよ」
「俺は手伝わねーぞ」
「さっちゃんは・・・いいよ」
「何だよその戦力外みたいな言い方!」
「まぁまぁ、さっちゃんもカッカリしないでみんなで明日花ちゃんを手伝おう!」

