この作品は18歳未満閲覧禁止です
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Toy Girl
第1章 Lesson1
「今まで料理担当だった」という煌翔君の手際はすごくいい。
18歳の男の子の手さばきとは思えなくて・・・只今肉を焼く煌翔君の手元に釘付けだ。
「凄いね」
「そう?普通だよ」
「普通じゃないよ・・・」
どこか楽しそうな煌翔君。
料理好きなんだろうな・・・なんて微笑ましく思った。
その間にコンソメスープを作りお皿に付け合せのサラダをセッティングしてパンを籠に。
焼けた順に煌翔君がチキンをお皿に盛り付けていき、私がさっき作ったソースを掛ける。
「美味そうだし見た目もいいね!」
煌翔君がテーブルに運んでくれて私はみんなを呼びに行った。
「お昼ができましたー!」
廊下で叫ぶとすぐ出てきたのは下中さんだ。
「メシ何?」
「チキンです」
「肉か!」
お肉と聞いて目の色を変える辺りも弟に似ている・・・
不機嫌な下中さんがご機嫌になるスイッチは肉・・・と頭のメモに残した。
次に出てきたのはあっちゃんだ。
「明日花ちゃんの手料理が食べられるなんて幸せだな」
「はは、お口に合えばいいんですけど」
「大丈夫・・・明日花ちゃんの作るご飯なら絶対美味しいから」
耳元で囁いてスルリとお尻を触り・・・
「!!!!!!」
「アハハ、真っ赤!」
笑いながら階段を降りていった。
「もう・・・」
お尻を手で押さえながらあっちゃんの背中を見送ると反応のない二人に意識を向ける。
下中さんとあっちゃんが出てきた部屋を除いた奥の三部屋のいずれかが篠崎さんと木下さんの部屋なのだろう。
奥の一部屋からは音楽が盛れてるしそこは黒として・・・
リーダーサブリーダーの部屋が一番階段寄り・・・というのも考えにくい気がする。
だから反対奥のドアをノックしてみた。
「お昼ができました」
「先に食べててくれ」
即答で返ってきた声は篠崎さん。
「でも冷めちゃいますよ」
「構わない」
・・・あ、はい。
ショボンとして反対側の・・・多分木下さんのドアを叩く。
「お昼ができましたー」
「・・・・・・・・・」
こちらは反応ナシ。
18歳の男の子の手さばきとは思えなくて・・・只今肉を焼く煌翔君の手元に釘付けだ。
「凄いね」
「そう?普通だよ」
「普通じゃないよ・・・」
どこか楽しそうな煌翔君。
料理好きなんだろうな・・・なんて微笑ましく思った。
その間にコンソメスープを作りお皿に付け合せのサラダをセッティングしてパンを籠に。
焼けた順に煌翔君がチキンをお皿に盛り付けていき、私がさっき作ったソースを掛ける。
「美味そうだし見た目もいいね!」
煌翔君がテーブルに運んでくれて私はみんなを呼びに行った。
「お昼ができましたー!」
廊下で叫ぶとすぐ出てきたのは下中さんだ。
「メシ何?」
「チキンです」
「肉か!」
お肉と聞いて目の色を変える辺りも弟に似ている・・・
不機嫌な下中さんがご機嫌になるスイッチは肉・・・と頭のメモに残した。
次に出てきたのはあっちゃんだ。
「明日花ちゃんの手料理が食べられるなんて幸せだな」
「はは、お口に合えばいいんですけど」
「大丈夫・・・明日花ちゃんの作るご飯なら絶対美味しいから」
耳元で囁いてスルリとお尻を触り・・・
「!!!!!!」
「アハハ、真っ赤!」
笑いながら階段を降りていった。
「もう・・・」
お尻を手で押さえながらあっちゃんの背中を見送ると反応のない二人に意識を向ける。
下中さんとあっちゃんが出てきた部屋を除いた奥の三部屋のいずれかが篠崎さんと木下さんの部屋なのだろう。
奥の一部屋からは音楽が盛れてるしそこは黒として・・・
リーダーサブリーダーの部屋が一番階段寄り・・・というのも考えにくい気がする。
だから反対奥のドアをノックしてみた。
「お昼ができました」
「先に食べててくれ」
即答で返ってきた声は篠崎さん。
「でも冷めちゃいますよ」
「構わない」
・・・あ、はい。
ショボンとして反対側の・・・多分木下さんのドアを叩く。
「お昼ができましたー」
「・・・・・・・・・」
こちらは反応ナシ。