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Toy Girl
第2章 Lesson2
「おはようございます」
あっちゃんの部屋から返事はない。
心の中で勢いをつけてドアを開けた。
「あっちゃん・・・」
ベッドの膨らみが規則正しく動いてる。
警戒しながら中に入りその膨らみを揺すった。
「あっちゃん、朝ですよ」
「・・・・・・・・・」
覗き込んだ寝顔は天使みたいに健やかだった。
夕べあんなことをした人とは思えないくらい無邪気で可愛くて拍子抜ける。
しかも幸せそうな笑まて浮かべて・・・
・・・やっぱ夢?私の妄想?
スヤスヤ眠るあっちゃんをまた揺すった。
「あっちゃん起きて・・・お仕事遅れるよ」
「ん・・・」
「おはようあっちゃん」
長い睫毛がゆっくりと開くけどその焦点は合ってない。
「明日花ちゃん・・・?」
「おはよう、ご飯になるよ」
「・・・・・・・・・」
細いのに逞しい腕が伸びて私をホールド。
ギューッと胸で抱きしめられて・・・
「おはよう明日花ちゃん・・・夕べは可愛いかったよ」
「!」
やっぱり夢じゃない。
「は、離して!」
「嫌だ、離さない」
暴れる私なんて軽々な力強さで抱きしめるあっちゃんは私の耳にチュッ、チュッとキスをする。
「なんか新婚さんみたいだよね」
「何言って・・・」
「“おはよう、起きて~”なんてさ、僕感じちゃうよ」
「えっ・・・ちょっと・・・キャッ!」
あっちゃんの手が胸をまさぐる。
全身全霊、あっちゃんから離れようと力を込め・・・
ボカッ!!!!
「篤、ふざけ過ぎだろ」
いつの間にか下中さんが入って来てあっちゃんを殴った。
「痛って・・・何すんのさ」
「お前がセクハラばっかするからだろ」
するとあっちゃんはむぅっと膨れた顔で唇を尖らせる。
「セクハラなんて心外だな、僕は好きな子にしかスキンシップ取らないよ」
「・・・なら好きな子居すぎだろ。とりあえず起きろ」
下中さんに怒られて、あっちゃんは渋々着替え始める。
・・・私の目の前で。
あっちゃんの部屋から返事はない。
心の中で勢いをつけてドアを開けた。
「あっちゃん・・・」
ベッドの膨らみが規則正しく動いてる。
警戒しながら中に入りその膨らみを揺すった。
「あっちゃん、朝ですよ」
「・・・・・・・・・」
覗き込んだ寝顔は天使みたいに健やかだった。
夕べあんなことをした人とは思えないくらい無邪気で可愛くて拍子抜ける。
しかも幸せそうな笑まて浮かべて・・・
・・・やっぱ夢?私の妄想?
スヤスヤ眠るあっちゃんをまた揺すった。
「あっちゃん起きて・・・お仕事遅れるよ」
「ん・・・」
「おはようあっちゃん」
長い睫毛がゆっくりと開くけどその焦点は合ってない。
「明日花ちゃん・・・?」
「おはよう、ご飯になるよ」
「・・・・・・・・・」
細いのに逞しい腕が伸びて私をホールド。
ギューッと胸で抱きしめられて・・・
「おはよう明日花ちゃん・・・夕べは可愛いかったよ」
「!」
やっぱり夢じゃない。
「は、離して!」
「嫌だ、離さない」
暴れる私なんて軽々な力強さで抱きしめるあっちゃんは私の耳にチュッ、チュッとキスをする。
「なんか新婚さんみたいだよね」
「何言って・・・」
「“おはよう、起きて~”なんてさ、僕感じちゃうよ」
「えっ・・・ちょっと・・・キャッ!」
あっちゃんの手が胸をまさぐる。
全身全霊、あっちゃんから離れようと力を込め・・・
ボカッ!!!!
「篤、ふざけ過ぎだろ」
いつの間にか下中さんが入って来てあっちゃんを殴った。
「痛って・・・何すんのさ」
「お前がセクハラばっかするからだろ」
するとあっちゃんはむぅっと膨れた顔で唇を尖らせる。
「セクハラなんて心外だな、僕は好きな子にしかスキンシップ取らないよ」
「・・・なら好きな子居すぎだろ。とりあえず起きろ」
下中さんに怒られて、あっちゃんは渋々着替え始める。
・・・私の目の前で。