この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Toy Girl
第1章 Lesson1
「職種…寮母、経験不問、新卒歓迎…」
それを見つけたのは奇跡に近いと思う。
手が滑ってクリックした場所に丁度隠しリンクがあった。
怪しいと思う前に待遇に惹かれた。
「住み込み・・・栄養士の資格所持者優遇・・・月給は30万・・・その他別途手当有り」
30万!
新卒初任給にしては破格だ。
不思議と怖いとは思わなかった。
それよりもこんないい仕事、早くエントリーしないと他の人に決まってしまうって・・・その場で申し込んだ。
返事はすぐに来た。
明日にでも面接したいと言われた。
面接場所としてとある喫茶店を指定された。
会社じゃないことを不思議に思いながらその指示に従った。
面接日当日、約束より早い時間に喫茶店に着き面接官を待っていた。
メールでやり取りした担当者は矢木さんという方で、今日はその人が来るらしい。
一般的な面接の受け答えを何度も反芻しながら待つこと暫く、カランカランとドアベルが鳴り生真面目そうな女の人が入って来た。
その人はキョロキョロと店内を見渡し私を見つけると迷う事無く歩いてくる。
「失礼ですが真山さんですか?」
「はい、あの・・・よろしくお願いします」
立ち上がってお辞儀をすると矢木さんが向かいに座る。
「では早速ですが履歴書を見せていただけますか?」
「はい!」
差し出した履歴書を矢木さんが真剣に見始めた。
それを見つけたのは奇跡に近いと思う。
手が滑ってクリックした場所に丁度隠しリンクがあった。
怪しいと思う前に待遇に惹かれた。
「住み込み・・・栄養士の資格所持者優遇・・・月給は30万・・・その他別途手当有り」
30万!
新卒初任給にしては破格だ。
不思議と怖いとは思わなかった。
それよりもこんないい仕事、早くエントリーしないと他の人に決まってしまうって・・・その場で申し込んだ。
返事はすぐに来た。
明日にでも面接したいと言われた。
面接場所としてとある喫茶店を指定された。
会社じゃないことを不思議に思いながらその指示に従った。
面接日当日、約束より早い時間に喫茶店に着き面接官を待っていた。
メールでやり取りした担当者は矢木さんという方で、今日はその人が来るらしい。
一般的な面接の受け答えを何度も反芻しながら待つこと暫く、カランカランとドアベルが鳴り生真面目そうな女の人が入って来た。
その人はキョロキョロと店内を見渡し私を見つけると迷う事無く歩いてくる。
「失礼ですが真山さんですか?」
「はい、あの・・・よろしくお願いします」
立ち上がってお辞儀をすると矢木さんが向かいに座る。
「では早速ですが履歴書を見せていただけますか?」
「はい!」
差し出した履歴書を矢木さんが真剣に見始めた。