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覚性
第2章 秘密〜小帆里〜
やがて高度が上がり、下の様子が見えにくくなってきた 小帆里はスカートを前だけではなく、後ろもたくし上げることにした ウエストにスカートを挟み込み、手を離しても下半身は露出している状態になった ペニスはさらに固くなり真上を向いていた 高度が上がったことにより、下から上に吹く風、斜め上から横に流れていくような風が交互に吹き荒れた 冷えたことにより、睾丸は縮み、まるで睾丸まで勃起しているかのように固くなった 小帆里は更なる露出を試み、下着のを膝まで下げた 歩幅はやや狭くなったが、展望台は目の前まで迫っていたのでもう構わなかった

その時、小帆里には想定外の事が起きた 先程見上げた時には誰も居なかった筈の展望台から、小さな女の子が降りてきたのだ 小帆里は露出した下半身を咄嗟に隠そうとしたが、スカートはウエストにしっかり挟み込み、下着は膝まで下ろしてしまっている 間に合わなかったために、手で隠した

女の子は一人で、おそらく小帆里の半分程の背丈しか無かった 上から降りてきたのですれ違う直前に、同じ高さに目線が来て目が合った
「こんにちわ〜」と小帆里が挨拶すると、女の子も挨拶しようとし、目線を下げた
「こんっ!?」
その時に小帆里の剥き出しのペニスが目に入り、女の子は動きを止めて目を大きく瞠った ペニスから目を反らせなくなったその表情からは、素直な驚きと、知らない人間の奇行に対する不快感と、勃起したペニスを目にする新鮮さが入り混じってるように小帆里には思えた
小帆里が微笑みながら
「貴方もチンポコたまにこんな風になっちゃう?」とペニスを見せつけると、女の子はハッと我に帰り、小帆里の薄気味の悪い笑顔をきっと睨むと駆け去って行った

小帆里は、その小帆里の変態行為を詰るかのような幼く可愛らしい軽蔑の表情は、自分の露出された下半身が勝ち取った物だと思うことにし、自分の咄嗟の判断が間違っていなかったと考えた

展望台に付くと公園全体を見渡す事が出来た 広い公園には先程のボール遊びの子供達、犬の散歩をする男性しか居なかった 女の子はもう走り去ったようだ 誰か大人を連れて来てしまうのではないかと多少不安になった それならば目的を達成して退散する必要がある 小帆里は体全体で風を感じていた ビルの5階相当の高さまで登ると、吹き上げる風はかなり強く、それが小帆里の目当てだった

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