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覚性
第1章 序章〜澄子〜
澄子と同じように乳輪の周りをなぞっていた「その子」の指が動きを止め、腹部を掠めながら腰の両側に位置を変えて行く 澄子も妄想の中の○学校5年生の動きに倣う
設定は、「一人きりの放課後の教室でオナニーする○学5年生の女の子」だった

「その子」の人差し指が幼いデザインのパンツにかかりずり下げようとする しかし、幼いなりに怒張したペニスがそれを許さない 「その子」が少し力を込めると、幼い、やや薄い黄色の可愛い下着が、その可愛らしいデザインに似つかわしくなく、やや乱暴にペニスを押し下げた 「その子」は上半身を前に倒し、肛門を突き出すように両足を伸ばしたまま体を折り、一気にパンツを足首まで下ろした そして包皮に包まれた幼いペニスが姿を現した ペニスは怒張し、小刻みに揺れている

澄子の妄想の中で「その子」は左手で乳房を揉みながら、ゆっくりとペニスを扱き始めた しかし、自分は射精をするわけにはいかない澄子は、左手で乳房を揉むことは出来たが、ペニスを触らずに睾丸を優しく揉んで代替とした 乳房を触ることでは得られないくすぐったい快感が、下半身のごく一部に生まれた

「その子」のペニスの先端の包皮は、まるで瑞々しいキャベツの葉のように幾重にも折りたたまれ、内包しているはずの亀頭が顔を見せることはありえないように見えた リズミカルに上下する手の動きで勃起したペニスもその頭は上下させたが、包皮が解ける様子は伺えなかった
澄子は、「その子」のペニスを見たとき、強力な性的興奮を覚えたことを思い出していた その原因はおそらく、その包皮だった 信じられないような性的なデザイン、神秘を感じられる亀頭を守るという一時的な役目、そこに澄子は憧れのような、恋のような性的興奮を覚えることを自覚していた やがて「その子」は、手の動きを速め、苦しそう表情をさらに険しくして行った (あ…あ〜…う〜ん…)と、聞いたことのないはずの幼い喘ぎを、澄子の想像が生み出していた 澄子もその声を真似て、わざと同じように喘いだ

「その子」の手の動きは最早、目で見えないほど速くなっていた 「はん!はん!うふっ!あはあ!」と喘ぐ声も教室に響いていた 澄子も手を速め、呼気を荒げていた
最後にした射精以来の強い快感が、全身を覆っていた

やがて「その子」は射精した ○学5年生で射精はまだ早いかもしれないと澄子は思い、手を止めた
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