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覚性
第3章 徘徊〜澄子、小帆里〜
両手を腰の後ろに当てて、ペニスを見せびらかすように突き出して構える 時間調整を終えた澄子は放尿を開始した 勢いよく飛び出した尿は先端を玉のようにして普段よりも大袈裟な弧を描き、地面に音を立てて落ちた 飛沫が澄子の太腿の内側で露になる その時、澄子の潜む茂みの前に二人の女の子が通りがかった

じょろろろっという音が聞こえたのか、先頭を歩く女の子がこちらを見た 澄子は緊張と興奮で体が熱くなり、意識が遠くなった たった今、放尿している自分の肉体が他人の物になったような錯覚に襲われる 澄子はこちらを見た女の子の反応を見落とすまいと必死に注視した 

女の子の動作はハッとこちらを軽く振り見て終わるだけのはずだった しかし、そこには予定外にも下半身を露出し堂々と放尿する様を見せ付けてくる澄子がいたのだ 音の主である尿の弧を描き続ける異形のペニスに目を奪われ、大きく見開かれた後、さらにそのペニスのオーナーである澄子の顔を仰ぎ見てきた その表情は驚いた後、明らかに軽蔑の色を浮かべた 澄子の卑劣な行いに幼い怒りと不快感を覚えているはずだ 澄子はもうそれを見ただけで思わず絶頂を迎えそうになる 開いたままの口から、あはっと吐息とも喘ぎとも判別できない声が漏れた 先頭の女の子が後ろの女の子に何か耳打ちをする 視線は澄子を睨み付けたままだった そしてもう一人の女の子もこちらを見た すぐに異常に気付いて驚きで目を丸くした その様子も澄子の目をさらに楽しませた 皿のように目を丸くするとはこの事だろうと澄子は思った 尿は黄色い輝きを放ちながら、澄子と二人の中間、いや少し二人に近いほうに落ち続けている 

先頭の女の子が後ろの女の子の手を引っ張り、早足で歩き始める もう澄子の方は見ていない この場から離脱するつもりの様だった 後ろの女の子は手を引っ張られながらも、視線は澄子のペニスに張り付いたままだった ペニスを目にしてから澄子の顔の方は一切見ない 体は歩いて行くが、首から上だけをこちらに向けてペニスに注目し続けている その表情からは驚きの大きさが伝わってくる まるで異性人とでも遭遇したかのようだった 珍しさと無意識の幼い性的好奇心が入り混じっていた 驚いたような、もっと見ていたいような、様々な感情が入り混じっているような複雑でシリアスな顔だった 澄子は可笑しくてついクスリと笑ってしまった 
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