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覚性
第3章 徘徊〜澄子、小帆里〜
やがて先頭の女の子の姿は茂みに隠れ澄子から見えなくなり、後ろの女の子も見えなくなりそうになった 澄子は何か語りかけたくなった もう少しここに居て欲しかった

澄子はぼやけた意識から蘇り、声を掛けようとした 「ねえちょっと待って」と言うつもりだった しかし、口が快感で震え、「ねぇ」が上手く発音出来ずに「へぇっ」という声にならない音になってしまった 澄子は自らが実施した露出行為で強い興奮状態に陥り、体が相変わらず他人の物になったような感覚に包まれていた 顎全体が震えていて、喉の奥から吐き出す吐息を唇が捕まえて音に変える事が困難だった

そんな澄子の不調に気付いたかのように、後ろの子が澄子の顔を一瞥した 「澄子が一体何をしてるのか理解出来ない」とでも言いたげな沈痛な表情を浮かべていた 一瞬だったが澄子にはそれが確認出来た そして直ぐに、澄子の視界から姿を消した

澄子は快感で体に力が入らなくなっていた 上手くバランスが取れず、膝を少し曲げその場で中腰になる そして自分の意思で体に力を伝える事は出来ないが、実は全身が強張っている事に気が付いた 快感で小刻みに震えている 倒れそうな体を無意識に支えてくれている 口は開いたままで、舌や口腔の上部が乾いている 息はハアハアと荒く、スポーツを終えた後の様に肩で息をしていた

澄子は昔ここで出会った女子高生を思い出していた あの時の話し方 苦しそうな話し方 時に発音が聞き取りにくくなったり、大きく乱暴な声になったりしていた その理由が分かった様な気がした 今の澄子と似た様な体の状態になっていたのだろう 息をするのも大変だった 性的興奮が澄子の体を、神経や筋肉を支配し、思い通りに動かす事が出来なかった 思いっきり腕を動かす指令出して、やっと指が動く そんな状態だった 会話をするにはかなり全力で体全体を使わなければならないだろう 澄子はあの時の女子高生と経験を共有出来た様な気がして嬉しくなった

体に少し感覚が戻って来た するといつの間にかしゃがんだようになっていた下半身から張りを感じた 下腹部が突っ張った感じがして、肛門の周り筋肉が盛り上がる様な動きをした

澄子は便意を催していた 澄子は意識を奮い立たせた ペニスを露出させたまま茂みから出て、太い道から小道が派生する分岐あたりまで歩いて出た 勃起したペニスが左右に揺れた

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