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覚性
第3章 徘徊〜澄子、小帆里〜
中に一本の筋が通ったように、小帆里のペニスは風に靡かなくなっていた しかし、激しく射出され続ける尿が、その先端に朝顔の蕾のように巻きつく包皮を小刻みに震わせていた 射出される尿の筋は、普段に比べて太かった 表面にキラキラとバイアス柄の模様を輝かせている この模様がペニスを内側から押し広げるように回転しながら刺激している 「はあああああああ、はあああああ」と、小帆里は自分でも気付かない内に、間抜けで小さな声を漏らしている 激しい尿は確実に尿道口を拡げていた 幅広のパスタを捻ったように尿は飛んで行く

(なんかいつもと…違うかも 一回お休みするとチンポコよくなる…の?オシッコ我慢してたから?)

小帆里の意思が既に及ばなくなったペニスは、激しく排尿を続ける 自分の体の中にこれほど大量の尿が溜め込まれていたのかと、小帆里は他人事のように感心していた 風に吹かれた小帆里の尿が、大粒の雨のように展望台を濡らす 小帆里の顔や体にも降り注ぎ、ガーゼ素材のワンピースにも染み込んで行く 辺りは小帆里の尿の甘くしょっぱい香りが支配している 小帆里の尿を含み暖かくなった風が山を吹き降りて行くのは、自分が神様にでもなったような爽快感があった 

体を反らし腰を突き出しているせいか、左右の尻が密着していた 小帆里は左右の尻の肉を両手で掴み、左右に広げた 股を少し外側に開き、膝を曲げ腰を落とす 腰を前に突き出したまま、肛門を突き出すために工夫を凝らす 汗ばんでいた肛門が風に曝され、新たな爽快感を産みだす 後ろから来た快感が、一本の直線になり前方に通り抜けて、遠くに飛んでいく
小帆里は肛門に突き刺さる風が股間を突きぬけ、液体に変化し尿となってような気分になっていた 全身を揉み上げる風と体の内側から擽る尿が、それぞれ質の違う感触を小帆里に提供してくれる 今までには無い心地よさを、小帆里は全身で歓迎していた 自然と手にも力が入り、肛門を更に広げる 小帆里の小さな肛門は、横に潰れた楕円形に広がっている 風が小帆里の体内に入り込もうと肛門を擽る 

「んっふぉ…おおほああおふっつううう、はあっふうううふぉおおお…」肛門から得る快感は、幼い小帆里に似つかわしくない、低く喉を震わせる獣のような呻き声を出させた 長かった排尿が間もなく終わろうとしているのが分かった 小帆里は名残惜しく空を飛ぶ尿筋を見ていた
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