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覚性
第3章 徘徊〜澄子、小帆里〜
澄子は少女の奇行に驚かされてばかりだった このように愛らしい少女が、下半身を曝け出した状態で外を練り歩き、さらに放尿をしながら嬉しそうに呻いている 澄子同様に特殊な性癖なのだろうか ただ剥き出しのペニスには指一本触れる素振りも無い 澄子は少女の行動の原動力を探っていた 最初は性衝動に突き動かされているのかと思っていたが、おそらくは違う 

少女はまだ性に関しての知識に乏しいのかもしれない、と澄子は思った (擬似自慰行為…?) それは澄子が図書館で、動物に関する本を読んでいた時に目にした言葉だった 性的な知識が無い幼児や動物が、無意識の内に体に備わる性感を刺激してしまう事らしい 性器を床や物に擦り付けたりするのが、これに該当するのだという 少女の一連の行動もこれに当てはまるのかもしれない 澄子はそう思った ただ少女のやり方は奇抜だった

澄子の体は少女の行動に対して感応していた 澄子は注意しながら再び下着を下げていく ミントグリーンの下着を足首まで降ろし、ペニスが立ち上がるように現れる しゃがみ込んで尻が丸出しになる 澄子は少女の快感を少しでも味わいたくて、放尿しようとしていた 風は相変わらず強かったが、澄子が山に隠れるような形で姿勢を低くしているため、先ほどみたいに風に全身を弄られる様な感覚は無い

空中高く打ち上げられた少女の尿が、風に打ち砕かれて雨粒のように澄子の頭上に降り注ぐ 温かみのある臭気が辺りにに立ち込め、通り雨が降ってきたような音を地面が立てている 少女は徐々に姿勢を変え、今は尻を両手で押し広げながら放尿を続けていた 風に肛門を擦り付けているように見えた

少女の恍惚とした横顔を眺めながら、澄子は熱い吐息を漏らす 口の中に少女の尿と思われる切り立つ苦さとベタつくような甘さが同時に広がっていく 澄子はしゃがんだまま放尿を始めた 勃起したペニスは目の前の山に突き刺すように尿を打ち続けた ホースで放水をするような音をボタボタと立てる 澄子のペニスに、強く柔らかく縦に幅広い刺激が与えられ、澄子の絶頂のリミットを軽く凌駕しようとする 快感の波形に澄子は射精しまいと必死に抗う 肛門を閉め、ペニスに力を入れようとするが、ペニスが馬のように上下に暴れ尿が飛び散る 澄子は両手で必死にペニスの先を抑え、精液を漏らす前になんとか尿を止めた 
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